契約農園の豆を自家焙煎する、店の軸
cafe Fuuの土台にあるのは、指定した契約農園の豆を店内で焙煎するという工程だ。浅煎りから深煎りまで幅を持たせ、豆の個性によって挽き方や淹れ方を変えているという。店内には大型の焙煎機が据えられ、黒板には豆の産地を示す世界地図が描かれていて、棚には焙煎した豆の袋が並ぶ。コーヒーはドリップで一杯ずつ提供され、紅茶も別に種類を揃えている。器にはポーランドや北欧のブランドカップが使われ、飲み物一つを取っても見た目に楽しみがある造りだ。二〇〇二年の創業から石神井公園、茗荷谷と場所を変えながら守ってきたのがこの焙煎という工程で、東村山に移った今も変わらず店の軸になっている。豆の銘柄や煎り具合は時期によって変わるため、気になる産地があれば訪問時に確認しておきたい。