知床五湖
原生林に点在する五つの湖を、二つの異なる歩き方で味わえる場所。全長約800mの高架木道は電気柵に守られて全期間無料・手続き不要で歩け、一湖のほとりからは知床連山とオホーツク海が一望でき、風のない朝には雪をのせた山並みが水面に映り込む。一方、地上遊歩道はヒグマの生活圏そのものを通るため、植生保護期はレクチャー受講、ヒグマ活動期(おおむね5月中旬〜7月末)は登録ガイドの引率が必須という、人間の側が条件を満たして初めて入れる仕組みになっている。この『湖を見るために人が手続きする』逆転こそ知床五湖ならではの体験だ。