原爆ドーム
元安川のほとりに残る原爆ドームは、1945年8月6日の原子爆弾投下でほぼ即時に破壊されながら、爆心地のほぼ直下で爆風を上からほぼ垂直に受けたため骨組みと一部の壁が崩れ残った建物だ。元は広島県産業奨励館として親しまれた建築で、その残された姿が戦争の惨禍と平和への願いを伝える証として保存され、1996年に世界文化遺産に登録された。内部には立ち入れず、周囲の歩道や対岸から外観を仰ぐ形で見学する。朝の早い時間は人も少なく、川面と空を背に静かに向き合える。最寄りの電停がすぐそばにあり、ここから一日の動線が始まる。