嚴島神社 大鳥居
桟橋から海沿いの参道を進むと、まず迎えるのが海中に立つ朱塗りの大鳥居だ。現在の鳥居は明治期に再建されたもので、高さ約16.6m・主柱の周り約10mという大規模な木造両部鳥居だ。約3年半に及んだ「令和の大改修」を経て、いまは覆いの取れた本来の姿を間近に見られる。柱が海中の地盤に置かれているだけで自重で立つという独特の構造で、潮が引けば根元まで歩いて近づけ、満潮時には海上に浮かぶように見える。同じ鳥居が時間帯で全く違う表情を見せるのは、潮の満ち引きとともにある宮島ならではの体験だ。干満の時刻は日によって異なるため、訪問前に潮見表で確認しておきたい。