高徳院(鎌倉大仏)
1252年頃に建立されたとされる高徳院の大仏(阿弥陀如来坐像)。高さ約11.3m、国宝指定の銅造大仏。鎌倉観光のハイライトのひとつで、大仏の胎内拝観(20円程度)もできる。営業時間8〜17:30(季節により変動)、拝観料は変動(公式サイトで確認)。土日11〜14時はピーク混雑、平日午前または15時以降が落ち着いている。江ノ電「長谷駅」から徒歩7分。
鎌倉駅で電車を降りると、まず小町通りの人波に呑まれる。けれど江ノ電に乗り換えて一駅、二駅と西へ進むだけで、空気がふっとほどけて潮の匂いに変わる。長谷という街は、山の中腹に大仏と古刹を抱え、坂を下りきった先に砂浜が広がる、高いところから低いところへ自然に流れていく地形をしている。このコースは、その地形に逆らわず素直に下っていくように組んだ。まず標高の高い高徳院と長谷寺で寺と眺望を味わい、路地でひと息入れて、最後は海へ。歩く方向が下り基調なので二人とも疲れにくく、午後の光がだんだん柔らかくなっていくのを、上から海へと追いかけるような半日になる。
高徳院から長谷寺、由比ヶ浜へ。山の寺を下って海に出る、鎌倉・長谷の王道どり
マチノワ編集部
順位ではなく、編集部が選んだ5軒の名店を順にご紹介します。鎌倉駅で電車を降りると、まず小町通りの人波に呑まれる。けれど江ノ電に乗り換えて一駅、二駅と西へ進むだけで、空気がふっとほどけて潮の匂いに変わる。長谷という街は、山の中腹に大仏と古刹を抱え、坂を下りきった先に砂浜が広がる、高いところから低いところへ自然に流れていく地形をしている。このコースは、その地形に逆らわず素直に下っていくように組んだ。まず標高の高い高徳院と長谷寺で寺と眺望を味わい、路地でひと息入れて、最後は海へ。歩く方向が下り基調なので二人とも疲れにくく、午後の光がだんだん柔らかくなっていくのを、上から海へと追いかけるような半日になる。
1252年頃に建立されたとされる高徳院の大仏(阿弥陀如来坐像)。高さ約11.3m、国宝指定の銅造大仏。鎌倉観光のハイライトのひとつで、大仏の胎内拝観(20円程度)もできる。営業時間8〜17:30(季節により変動)、拝観料は変動(公式サイトで確認)。土日11〜14時はピーク混雑、平日午前または15時以降が落ち着いている。江ノ電「長谷駅」から徒歩7分。
8世紀創建、十一面観音菩薩立像を本尊とする寺院。山腹に位置し、本堂の前から由比ガ浜と海の景色が見下ろせる「眺望散策路」が美しい。境内には「四季の景観」が計算された植栽があり、紫陽花(6月)・紅葉(11月)が特に有名。営業時間8〜17時、拝観料は変動(公式サイトで確認)。弁天窟(弁財天を祀る洞窟)も見どころ。長谷駅から徒歩5分。
鎌倉の南端に広がる由比ガ浜は約900mの白い砂浜。材木座海岸と並ぶ鎌倉の代表的なビーチで、夏は海水浴客で賑わうが、それ以外の季節は静かな散歩道。夕日が美しく、富士山が見える日もある。サーファーが朝・夕に集まる場所でもある。長谷駅から徒歩5分、鎌倉駅から徒歩約15分。
長谷駅周辺は鎌倉の隠れた飲食・カフェの集積地。鎌倉野菜を使う洋食店、海を見ながら食事できるカフェ、創作和菓子の店、自家焙煎コーヒー専門店などが点在する。1人1,500〜3,500円程度、ランチ+カフェで2時間滞在しやすい。土日午後は混雑、平日午後または朝が落ち着く。長谷駅から徒歩3〜10分の範囲。
鎌倉文学館は1985年開館、旧前田侯爵家鎌倉別邸を改装した文学博物館。鎌倉ゆかりの作家(夏目漱石、川端康成、芥川龍之介、芹沢光治良、安部公房など)の原稿・初版本を展示。建物自体が大正期の洋館で、建築見学としても価値がある。営業時間9〜17時、月曜休館(公式サイトで確認)、入館料は変動。由比ガ浜駅から徒歩7分、長谷駅から徒歩10分。
山の寺から海へ。標高を下げながら歩くから足どりは軽く、光は時間とともに海側へ傾いていく。長谷は地形がそのまま順路になっている街だ。マチノワ編集部
江ノ電長谷駅に11時ごろ着くのが、このコースの心地よい起点になる。まず高徳院へ歩き、露坐の大仏と向き合って12時半ごろまで。続いて長谷寺へ移り、眺望散策路から由比ヶ浜の海を見下ろしつつ14時前後まで境内を巡る。ここで一度坂を下り、長谷の路地に点在するカフェや洋食店で遅めのランチを15時過ぎまで。腹ごしらえができたら鎌倉文学館で建物と展示をゆっくり眺め、16時半ごろに外へ。そのまま由比ヶ浜まで下りれば、ちょうど西陽が海を染める時間に間に合う。砂浜で日が落ちるのを見届けて、由比ヶ浜駅か鎌倉駅へ戻れば一日が静かに閉じる。長谷寺の紫陽花を狙うなら6月中旬から下旬がピークで、この時期は開門直後か夕方でないと境内がかなり混む。雨なら大仏・長谷寺・文学館の屋内を厚めに、海は短く切り上げると無理がない。江ノ電は乗り降りが多くなるので一日乗車券を一枚持っておくと身軽だが、券種や運賃は変わることがあるので出かける前に公式で見ておくと安心だ。