猿沢池
興福寺の放生池として伝わる周囲約360mの池で、ならまち歩きの起点に向く。北側に石段の五十二段が伸び、その上に興福寺の五重塔がそびえるため、水面に塔と柳が映り込む眺めは「猿沢池の月」として南都八景に数えられてきた。岸辺をひと回りしても十数分ほどで、池のほとりから三条通や興福寺、そして南のならまちへと三方向に動けるのがこの場所ならではの利点だ。朝のうちは観光客もまばらで、塔を入れた写真を落ち着いて撮りやすい。入場は自由で料金もかからないため、集合と地図合わせの場所としても使いやすい。周辺の柳並木は季節で表情が変わる。