山下公園
1930年開園、関東大震災(1923年)の瓦礫を埋め立てて造成された港湾公園。横浜港に沿って約700mの遊歩道があり、ベンチが豊富で休憩しながら散歩できる。「横浜の港町としての象徴的な公園を歩きたい」観光客に最も向く。桜・チューリップ・バラと季節ごとの花が楽しめ、年間を通じて表情が変わる。夜のライトアップは大さん橋・氷川丸・みなとみらい方向が美しく、夜景デートの定番。元町・中華街駅から徒歩3分、日本大通り駅から徒歩8分の至近距離。
横浜という街は、海の高さと丘の高さで表情が二つに分かれる。波止場のにぎわいと、坂を上った先の静かな洋館街。どちらか片方だけでは横浜の半分しか見たことにならない。だからこのコースは、その二つを一本の線でつなぐように組んだ。午後の早い時間に山下公園の海辺から歩き出し、氷川丸とマリンタワーで港の歴史を肌で感じてから、山手の坂を上がって港の見える丘公園へ。低い場所から高い場所へ向かって日が傾いていくので、丘に着くころには眼下の港が夕色に染まりはじめる——そういう光の動きを味方につけられる順路だ。二、三度目の横浜デートで、定番をただ消化するのではなく一日として記憶に残したい二人に向いている。氷川丸やマリンタワーの入館料・開館時間は時期で変わるので、出かける前に各公式サイトで一度だけ目を通しておくと安心して歩ける。
海沿いの遊歩道で始め、氷川丸とタワーを挟み、坂を上って丘の上の港の眺めで締める一日
マチノワ編集部
順位ではなく、編集部が選んだ5軒の名店を順にご紹介します。横浜という街は、海の高さと丘の高さで表情が二つに分かれる。波止場のにぎわいと、坂を上った先の静かな洋館街。どちらか片方だけでは横浜の半分しか見たことにならない。だからこのコースは、その二つを一本の線でつなぐように組んだ。午後の早い時間に山下公園の海辺から歩き出し、氷川丸とマリンタワーで港の歴史を肌で感じてから、山手の坂を上がって港の見える丘公園へ。低い場所から高い場所へ向かって日が傾いていくので、丘に着くころには眼下の港が夕色に染まりはじめる——そういう光の動きを味方につけられる順路だ。二、三度目の横浜デートで、定番をただ消化するのではなく一日として記憶に残したい二人に向いている。氷川丸やマリンタワーの入館料・開館時間は時期で変わるので、出かける前に各公式サイトで一度だけ目を通しておくと安心して歩ける。
1930年開園、関東大震災(1923年)の瓦礫を埋め立てて造成された港湾公園。横浜港に沿って約700mの遊歩道があり、ベンチが豊富で休憩しながら散歩できる。「横浜の港町としての象徴的な公園を歩きたい」観光客に最も向く。桜・チューリップ・バラと季節ごとの花が楽しめ、年間を通じて表情が変わる。夜のライトアップは大さん橋・氷川丸・みなとみらい方向が美しく、夜景デートの定番。元町・中華街駅から徒歩3分、日本大通り駅から徒歩8分の至近距離。
1930年就航の貨客船で、1961年まで太平洋航路で運航していた歴史的客船。山下公園に係留され、内部見学ができる(入館料は公式サイトで確認)。「戦前のクルーズ客船の内部を歩きたい」歴史好きに向く。船内は当時の客室・操舵室・エンジンルームが保存され、戦前の生活を体感できる。国際船舶振興会の運営で、教育的価値が高い博物館型展示。見学所要時間は1時間程度。山下公園入口から徒歩3分、デッキ上のカフェも併設されており、海風を受けながらコーヒーが楽しめる。
1962年開園、横浜港を見下ろす丘の上の展望公園。「丘の上からの港の眺望と、季節の花を組み合わせたい」2人に向く。イギリス山地区とフランス山地区に分かれ、それぞれにバラ園・芝生広場・展望台が整備されている。バラ園は5〜6月と10〜11月が見頃、約330種2,200本のバラが咲き誇る。展望広場からはベイブリッジ・横浜港・みなとみらいの景色が見え、夕方の眺望が特に絵になる。元町・中華街駅から徒歩10分、坂が急な区画があるので歩きやすい靴推奨。
山手西洋館エリアは外国人居留地時代に作られた7軒の西洋館を一般公開している(横浜市が管理)。ブラフ18番館、ベーリック・ホール、エリスマン邸、外交官の家、山手234番館などが点在。「アールデコ・チューダー様式・ジョージアン様式の建築意匠を比較したい」建築好きに最適。見学は無料(一部有料)、各館の営業時間は10〜17時、月曜休館の館が多い(公式サイトで確認)。館ごとに庭園もあり、5〜6月のバラの季節は花と建築の両方が見頃。石川町駅から徒歩10〜20分、坂が多い区画なので2〜3館に絞って回るのが現実的。
1961年開業、高さ106mの横浜のシンボル塔。2009年に大規模リニューアル、現在の営業形態は展望階+飲食フロア。「横浜の昭和の象徴と港の景色を組み合わせたい」「夕景〜夜景を見たい」人に向く。展望階からは横浜港・ベイブリッジ・みなとみらいが見渡せる。営業時間10〜22時、入場料は変動(公式サイトで確認)。山下公園に隣接、元町・中華街駅から徒歩5分の好立地で、デートの締めの夜景観賞に組み込みやすい。
山下公園が一日の起点。ここから海沿いを行くか、坂を上って丘へ向かうか——選んだ高さの分だけ、見える横浜が変わる。マチノワ編集部
元町・中華街駅を午後一時に出て、まずは山下公園の遊歩道へ。約七百メートルの海沿いをゆっくり歩き、ベンチでみなとみらいの対岸を眺めながら一時間ほど。そのまま公園に係留された氷川丸へ移り、戦前のクルーズ客船の船内を一時間かけて見て回る。船を降りたらマリンタワーへ上がり、高さ百六メートルからの港の全景を二人で確かめる。ここまでが海の高さの横浜。午後四時前後から山手の坂を上りはじめ、港の見える丘公園の展望台へ。日が傾く時間に着けるよう逆算しておくと、眼下の港と空が一番きれいに重なる。バラの季節なら園内のバラ園も合わせて。そこから山手西洋館を一、二軒のぞき、ブラフ18番館やベーリック・ホールで居留地時代の空気に触れたら、坂を下って中華街で夕食。締めはやはりここがいい。気をつけたいのは、山手西洋館は月曜が休みになりがちな点と、海から丘まで案外な坂と距離がある点。歩きやすい靴で出るだけで一日の快適さがまるで違う。雨に当たった日は無理に丘を目指さず、氷川丸の船内見学とマリンタワー、元町商店街のアーケードを屋根のある場所だけでつないでも、横浜らしい半日になる。最新の休館日や開館時間は、念のため各施設の公式で確かめてから向かってほしい。