そごう美術館
そごう美術館はそごう横浜店8階に1985年開館、入場有料の本格的な美術館。横浜エリアでは数少ない本館型美術館で、年5〜6本の企画展を開催(料金は変動、公式サイトで確認)。「短時間で文化的な体験を組み込みたい」「乗り換え1〜2時間の待ち時間にアートを見たい」人に向く。営業時間10〜20時、月曜は休館または企画展により変動。JR横浜駅東口直結のそごう館内なので、雨の日でも傘なしでアクセスできる。1時間半〜2時間の滞在で1企画展を見て、デパ地下でお茶という流れが組みやすい。
五つの路線が地下で絡み合う横浜駅では、人の流れに乗っているだけで自分がどこへ向かっているのか分からなくなる瞬間がある。乗り換えで小一時間、夜行バスまでまだ間がある、待ち合わせより早く着いてしまった——そんな宙ぶらりんの時間を、この駅はわりと優しく引き受けてくれる。東口の地下街を抜ければ百貨店の上に静かな美術館があり、西口に渡れば若い人で賑わう駅ビルがあって、その先、海の方角へ少し足を伸ばせば空に近い展望フロアまでたどり着く。改札を出てから海側へ、地下から空へ。手の中で持て余していた時間が、歩いているうちに散歩に変わっていく道筋を、東口側から順にたどってみたい。
地下街でコーヒーを一杯。気が向けば美術館か展望台まで。横浜駅は手持ち無沙汰をいつのまにか散歩に変えてくれる
マチノワ編集部
順位ではなく、編集部が選んだ5スポットを順にご紹介します。五つの路線が地下で絡み合う横浜駅では、人の流れに乗っているだけで自分がどこへ向かっているのか分からなくなる瞬間がある。乗り換えで小一時間、夜行バスまでまだ間がある、待ち合わせより早く着いてしまった——そんな宙ぶらりんの時間を、この駅はわりと優しく引き受けてくれる。東口の地下街を抜ければ百貨店の上に静かな美術館があり、西口に渡れば若い人で賑わう駅ビルがあって、その先、海の方角へ少し足を伸ばせば空に近い展望フロアまでたどり着く。改札を出てから海側へ、地下から空へ。手の中で持て余していた時間が、歩いているうちに散歩に変わっていく道筋を、東口側から順にたどってみたい。
そごう美術館はそごう横浜店8階に1985年開館、入場有料の本格的な美術館。横浜エリアでは数少ない本館型美術館で、年5〜6本の企画展を開催(料金は変動、公式サイトで確認)。「短時間で文化的な体験を組み込みたい」「乗り換え1〜2時間の待ち時間にアートを見たい」人に向く。営業時間10〜20時、月曜は休館または企画展により変動。JR横浜駅東口直結のそごう館内なので、雨の日でも傘なしでアクセスできる。1時間半〜2時間の滞在で1企画展を見て、デパ地下でお茶という流れが組みやすい。
アソビルは横浜駅東口から徒歩約3分、2019年開業の体験型エンタメ施設。1〜4階に複数のテーマパーク・eスポーツ・カフェ・物販が入り、屋内で2〜3時間遊べる。「子連れで雨の日に時間を潰したい」「友人グループで遊びたい」目的に最適。営業時間10〜21時(施設により異なる)、料金は施設ごとの個別料金制。JR横浜駅東口側の屋根のある動線でアクセス可能で、雨天時にも便利。新感覚アクティビティが多いので、リピート訪問でも飽きにくい構成。
横浜ポルタは横浜駅東口の地下街(1980年開業)。「乗り換えの30〜60分でカフェかランチを取りたい」目的に最適。約100店舗の飲食・物販・カフェが地下通路沿いに並び、雨の日でも傘なしで歩ける。営業時間は店舗による(おおむね10〜21時、飲食は23時頃まで)。JR横浜駅東口・東急東横線・横浜市営地下鉄ブルーラインと直結。席数が多く、混雑時でも空席が見つかりやすい。
CIAL横浜は横浜駅西口直結の駅ビル型商業施設で、2011年に現名称でリニューアル。地下〜地上6階にファッション・雑貨・カフェ・スイーツが揃い、若い世代向けの店舗構成。「西口で短時間ショッピングしたい」「お土産・スイーツ調達」に使いやすい。営業時間10〜21時(飲食店は22時まで)。JR横浜駅西口の屋根のある動線でアクセス可能。横浜駅西口・高島屋・ジョイナスと組み合わせて西口エリアの屋内散策ルートが組める。
横浜駅東口から徒歩約10分、桜木町方向に1駅進んだ場所にあるランドマークタワー69階の屋内展望フロア「スカイガーデン」。横浜港・東京湾・東京方面の景色が360度近く広がる展望台。「乗り換えで時間が2〜3時間以上ある」「横浜の眺望を見てから出発したい」人に向く。営業時間10〜21時(土日祝22時まで延長)、入場料は変動(公式サイトで確認)。桜木町駅から徒歩5分、みなとみらい駅から徒歩3分でアクセスでき、横浜駅から1〜2駅の移動で訪問可能。雨でも雲の上に出ることがあり、視界の変化が劇的なのが魅力。
東口にも西口にも、百貨店と地下街とエンタメ施設が控えている。空いた時間に困ることのない、懐の深い駅だ。マチノワ編集部
歩いてみると、こんな流れになる。JR東口の改札を出たら、まずそごう横浜店の八階へ上がってそごう美術館で企画展を一本。展示の余韻を残したまま地下のポルタへ降り、賑わう通路沿いのカフェで一息つく。そこから中央通路を西口へと渡れば、駅直結のCIAL横浜でウィンドウショッピング。まだ陽が高ければ、桜木町方面へ一駅、徒歩なら十分ほど歩いてランドマークタワーへ向かい、六十九階のスカイガーデンで暮れていく港を眺める。三十分しか空いていない日なら、ポルタかCIALでコーヒーと甘いものを摘まむだけでも十分に満ち足りる。歩いてみて分かるのは、展望台までの距離も、美術館の休館日も、施設ごとの料金の組み立ても、頭の中の地図とは少しずれていることが多いということ。だから出かける前に、行きたい場所の開いている時間と料金は公式サイトでひと目たしかめておくと、宙ぶらりんの時間がそのまま気持ちのいい寄り道になる。