マチノワ · 2026年 春号
2026-07-21
SAKABA MUYUU ASAGAYA

むゆう、
阿佐谷南の魚と炭火。

JR阿佐ケ谷駅から南に少し歩くと、阿佐谷パールセンター商店街の賑わいが息づく阿佐谷南の一角に出る。学生街と住宅地が混ざり合うこのエリアには、昔からの個人商店と新しい飲食店が並び、仕事帰りに一杯だけ寄る人も、友人と長居する人も等しく受け入れる懐の深さがある。「酒場むゆう」は、そんな路地に構える一軒だ。吉祥寺や町田の繁盛店で腕を磨いた店主が、地元である阿佐谷に戻って開いた店だという。看板は魚介と炭火焼き、そして豊富な日本酒。値段を気にせず魚を選べる気安さと、燗をつけた酒でゆっくり喉を潤す時間の両方がここにはある。仕事終わりに一人で立ち寄るにも、気の置けない友人と少人数で腰を据えるにも向く一軒だ。

副題

阿佐谷南、魚介と炭火焼きと日本酒を静かに楽しむ酒場。

編集

マチノワ編集部

阿佐谷南、魚介と炭火焼きと日本酒を静かに楽しむ酒場。✦編集部厳選✦SAKABA MUYUU ASAGAYA✦5 POINTS✦2026年 春号✦阿佐谷南、魚介と炭火焼きと日本酒を静かに楽しむ酒場。✦編集部厳選✦SAKABA MUYUU ASAGAYA✦5 POINTS✦2026年 春号✦
NG-01みなとみらい、昼の海から…NG-02みなとみらい、雨でも濡れ…NG-03桜木町、夜の港を歩くデー…NG-04赤レンガ倉庫から始める、…NG-05大さん橋・山下公園・港の…NG-06馬車道から日本大通りへ、…NG-07関内・日本大通りを歩く。…NG-08山下公園から山手へ、海と…NG-09横浜中華街から港まで、食…NG-10元町から山手の坂を歩く。…NG-11横浜駅、雨の日は地下でつ…NG-12横浜駅、空いた時間を歩く…NG-13野毛、昭和の飲み屋街を歩…NG-14新横浜、新幹線待ちの数時…NG-15新横浜、ライブの前後を歩…NG-16鎌倉、小町通りから八幡宮…NG-17長谷・由比ヶ浜デート半日…NG-18江ノ島、夕陽を追いかける…NG-19鎌倉、雨の日を歩く。濡れ…NG-20川崎、雨でも傘がいらない…NG-21武蔵小杉、子連れで丸一日…NG-22たまプラーザからあざみ野…NG-23箱根湯本で過ごす温泉半日…NG-24小田原、城と海をつなぐ城…NG-25茅ヶ崎、海風をたどって歩…NG-26藤沢、江ノ電の起点をぶら…NG-27横須賀どぶ板通りから始め…NG-28三浦海岸から三崎港へ、海…NG-29港北ニュータウンで子ども…NG-30横浜、初デートの半日コー…NG-31浅草、雷門から川辺まで歩…NG-32上野公園、文化と自然を一…NG-33新宿、余った時間を歩く。…NG-34渋谷から表参道へ、半日デ…NG-36スカイツリー押上・向島 …NG-37銀座から丸の内へ、二人で…NG-38六本木・港区、夜景を上か…NG-39池袋、雨でも一日つぶせる…NG-40東京、雨だからこそ屋内文…NG-41東京、子連れで外さない屋…NG-42東京、初デートの半日コー…NG-43恵比寿・代官山、午後から…NG-44中目黒、目黒川を上流へ歩…NG-45吉祥寺を一日歩く。井の頭…NG-66裏原宿で外さない古着とス…NG-71銀座を歩く、無料の画廊と…NG-75渋谷の週末ブランチ半日コ…NG-76新宿御苑を歩く。緑の中で…NG-77六本木アートトライアング…NG-78丸の内、目利きが選ぶ建築…NG-79表参道、ブランチを歩く朝…NG-80中目黒、朝の目黒川を歩く…NG-81自由が丘、甘い路地を歩く…NG-88豊洲、市場の朝とアートの…NG-90八王子を歩く、玉ねぎラー…NG-102神奈川を週末で歩く。横浜…KS-01梅田から中之島へ、夜景を…KS-02嵐山、渡月橋から竹林を抜…KS-03神戸ハーバーランド、子連…KS-04祇園から清水寺へ、京都デ…CB-01名古屋・栄から大須へ、タ…KS-05難波から道頓堀へ、食い倒…KS-06新世界・通天閣 下町半日…KS-07天王寺・あべの、子どもと…KS-08大阪城公園を歩く。天守閣…KS-09天保山・海遊館 子連れ半…KS-10万博記念公園、子連れで過…KS-11伏見稲荷を歩く。千本鳥居…KS-12きぬかけの路、名刹をつな…KS-13河原町から先斗町へ、鴨川…KS-14宇治、茶の香りを歩く。平…KS-15北野異人館、坂を上って洋…KS-16三宮から南京町、食べて歩…KS-17有馬温泉、湯けむりの坂を…KS-18奈良公園、大仏と鹿のあい…KS-19猿沢池からならまちを歩く…CB-02名駅から則武へ、ものづく…CB-03熱田神宮から水辺へ、半日…CB-04名古屋港、海を見せに行く…CB-05熱海、海へ下る湯けむりの…KY-01天神で立ち寄りたい、地下…KY-02中洲・川端、夕暮れから屋…KY-03大濠公園で過ごす子連れ半…KY-04太宰府、参道から山あいの…KY-05鹿児島・天文館&桜島、火…HK-01札幌の中心を歩く朝さんぽ…HK-02すすきの、灯りを継いで歩…HK-03小樽運河から堺町通りへ、…CG-01広島・平和記念公園、慰霊…CG-02宮島、潮と原始林を歩く。…KT-01川越、蔵の町を歩くさんぽ…G8-01百舌鳥古墳群・大仙公園 …G8-02天神橋筋商店街で立ち寄り…G8-03住吉大社を歩く。反橋から…G8-04銀閣寺から哲学の道を歩く…G8-05二条城・京都御所 半日モ…G8-06姫路城 半日モデルコース…G8-07宝塚で立ち寄りたい花のみ…G8-08城崎温泉、外湯めぐりの夜…G8-09大津、琵琶湖の水辺をたど…G8-10近江八幡・八幡堀を歩く。…G8-11和歌山城・城下半日モデル…G8-12白浜、海の絶景をめぐる。…G8-13名古屋城・本丸御殿 半日…G8-14有松を歩く。絞りの町並み…G8-15三保松原から清水を歩く。…G8-16駿府城・静岡中心 半日モ…G8-17糸島、海とカフェの一日。…G8-18柳川を歩く。掘割の川下り…G8-19函館・元町と夜景 半日モ…G8-20旭川で子連れに立ち寄りた…G8-21尾道を歩く。坂と路地、千…G8-22伊香保温泉、石段街の坂を…G8-23秩父、自然と古社をめぐる…G8-24谷根千を歩く。谷中・根津…G9-01高尾山を歩く。薬王院から…G9-02柴又を歩く。帝釈天の参道…G9-03国営昭和記念公園で一日。…G9-04門前仲町・深川を歩く。八…G9-05箕面大滝へ。紅葉の渓谷を…G9-06四天王寺を歩く。日本仏法…G9-07鞍馬から貴船へ。叡電で抜…G9-08大原・三千院を歩く。苔の…G9-09西宮で立ち寄りたい。甲子…G9-10摩耶山・六甲の夜景。掬星…G9-11斑鳩・法隆寺 半日モデル…G9-12吉野山を歩く。蔵王堂と桜…G9-13犬山城・城下町 半日モデ…G9-14常滑やきもの散歩道を歩く…G9-15浜松・浜名湖で立ち寄りた…G9-16修善寺温泉。竹林の小径と…G9-17小倉城・城下 半日モデル…G9-18宗像大社を歩く。海の正倉…G9-19富良野・美瑛。花畑の丘と…G9-20登別温泉。地獄谷と湯けむ…G9-21鞆の浦を歩く。常夜燈と対…G9-22高野山 半日モデルコース…G9-23比叡山延暦寺を歩く。根本…G9-24富岡製糸場 半日モデルコ…G10-01東寺 半日モデルコース。…G10-02醍醐寺を歩く。五重塔と三…G10-03上賀茂・下鴨を歩く。糺の…G10-04談山神社を歩く。多武峰の…G10-06竹田城跡。天空の城と雲海…G10-07淡路島。明石海峡大橋と花…G10-08びわ湖テラス。山上から望…G10-09紀三井寺と和歌浦を歩く。…G10-10香嵐渓。待月橋ともみじの…G10-11岡崎城 半日モデルコース…G10-12富士宮を歩く。浅間大社の…G10-13大井川・寸又峡。SLと夢…G10-14洞爺湖。火山と湖の絶景め…G10-15知床。世界自然遺産の原生…G10-16霧島神宮を歩く。朱の社殿…SC-01名古屋と愛知県内の接待・…SC-02大阪府の接待・会食、個室…SC-03静岡県の接待・会食に、個…SC-04三重の宴会、座敷・個室・…SC-05名古屋・愛知で宴会・大人…SC-06静岡県の宴会・大人数、座…SC-07個室で食事する、名古屋と…SC-08大阪の個室で食事 個室の…SC-09個室で食事する静岡県の4…SC-10太田市のランチ3軒、蕎麦…SC-11広島のランチ、昼の終わる…SC-12京都のランチ、昼の営業が…SC-13伊勢市のランチ4軒、休み…SC-14長野県のランチ、昼に開く…SC-15名古屋のランチ、東区・中…SC-16大阪のランチ6軒、平日だ…SC-17埼玉のランチ、曜日と営業…SC-18静岡県のランチ6軒 三島…SC-19八王子市のランチ、昼の開…SC-20山口県のランチ、昼の閉ま…SC-21神戸・兵庫の深夜営業6軒…SC-22名古屋・愛知の深夜営業5…SC-23大阪の深夜営業6軒、閉店…SC-24東京の深夜営業、閉店0:…
POINT5

阿佐谷南、魚介と炭火焼きと日本酒を静かに楽しむ酒場。。

編集部が選んだ5つのポイントを順にご紹介します。JR阿佐ケ谷駅から南に少し歩くと、阿佐谷パールセンター商店街の賑わいが息づく阿佐谷南の一角に出る。学生街と住宅地が混ざり合うこのエリアには、昔からの個人商店と新しい飲食店が並び、仕事帰りに一杯だけ寄る人も、友人と長居する人も等しく受け入れる懐の深さがある。「酒場むゆう」は、そんな路地に構える一軒だ。吉祥寺や町田の繁盛店で腕を磨いた店主が、地元である阿佐谷に戻って開いた店だという。看板は魚介と炭火焼き、そして豊富な日本酒。値段を気にせず魚を選べる気安さと、燗をつけた酒でゆっくり喉を潤す時間の両方がここにはある。仕事終わりに一人で立ち寄るにも、気の置けない友人と少人数で腰を据えるにも向く一軒だ。

POINT01
魚介×炭火焼き · 東京都杉並区阿佐谷南

魚介の目利きと炭火焼き、日本酒を軸にした一皿

店の中心にあるのは、店主が目利きした魚介と、炭火であぶる焼き物だ。仕入れ先として三浦漁港や築地の名が挙がっており、その日に入った魚介をもとに刺し・焼き・煮といった形で仕立てるという。中でも繰り返し名前が挙がるのが刺身の盛り合わせで、案内サイトの多くが看板の一品として紹介しており、手頃な価格で出しているという説明も見られる。醤油と自家製のたれの両方で食べ比べられるという案内もあり、一皿で味の違いを楽しめる作りのようだ。焼き物では炭火を使った一皿も用意されており、脂の乗った魚や肉を炭の香りとともに味わえる。酒は日本酒に力を入れており、常時15〜20種ほどを揃えるとされる。銘柄の入れ替わりは早いようなので、その日の顔ぶれは実際に店で確認するのが早い。魚も酒も「今日ある分」を楽しむ店だと捉えておきたい。

看板刺身の盛り合わせ、炭火焼き
日本酒常時15〜20種ほど(銘柄は時期により変動、来店時に確認)
Google マップで開く ↗
POINT02
店主の経歴と気安さ · 東京都杉並区阿佐谷南

吉祥寺・町田仕込みの店主が地元阿佐谷で開いた気安さ

店主は吉祥寺や町田の繁盛店で腕を磨いたのち、地元である阿佐谷に戻って自分の店を構えたという経歴を持つ。修業先で培った魚の目利きと火入れの技術を、生まれ育った街に還元する形で始まった酒場ということになる。店内は「暖かみのある」と紹介されることが多く、身構えずに入れる気安さが特徴だ。値段を気にせず魚を選べる気安さを打ち出しており、懐具合を気にせず一杯だけ、あるいは数品つまんで長居する、という使い方のどちらも受け止めてくれる。カウンターで一人晩酌をする客と、座敷で仲間と盛り上がる客が、同じ空間で違和感なく過ごしている。日替わりの一品が用意されているため、同じ月に何度か通っても顔ぶれが変わり、飽きにくいという楽しみ方もできそうだ。地元に根を張って営業を続けている店だけに、常連として通う客を想定した気安い距離感が随所にあるようだ。

店主の経歴吉祥寺・町田の繁盛店で修業後、地元阿佐谷で独立
雰囲気暖かみのある店内、一人でも入りやすい気安さ
Google マップで開く ↗
POINT03
営業時間と予算の目安 · 東京都杉並区阿佐谷南

17時から翌1時、不定休で楽しむ予算と使い分け

営業時間は17時から翌1時までで、料理・ドリンクともにラストオーダーは翌0時。定休日は不定休としているため、行く前に営業しているかどうかを確認しておきたい。予算の目安として案内サイトには4,001〜5,000円という帯が示されているが、これは時期や注文内容によって変わる目安であり、確定額ではない。お通しが用意されているという案内もあり、着席後にまず一品が出てくる形のようだ。ネット予約の窓口は開いている時期と閉じている時期があるようなので、予約の可否も含めて事前に電話などで確認するのが確実だ。支払いはクレジットカードや電子マネー、QRコード決済にも対応しているとされ、店内は全席禁煙という案内もある。少人数の飲み会から貸切まで対応するともされており、目的や人数に応じて事前に相談してみる価値はある。

営業時間17:00〜翌1:00(L.O.翌0:00、訪問前に確認)
予算目安4,001〜5,000円程度(訪問前に確認)
Google マップで開く ↗
POINT04
座席と利用シーン · 東京都杉並区阿佐谷南

31席、座敷とカウンターが同居する空間づくり

店内は12坪ほどの広さに、座敷とテーブル、カウンターを組み合わせた31席が用意されている。個室はないが、案内サイトによれば4〜20名程度の宴会にも対応できるとのことで、少人数から小規模な団体まで受け止められる作りだ。カウンターがあるので一人でふらりと立ち寄って晩酌するのにも向いているし、座敷であれば靴を脱いで落ち着き、友人同士で長めに腰を据えることもできる。掘りごたつ式の席があるという案内もあり、脚を伸ばして座れる席を選べる可能性がある点は、長時間飲む客にとって助かるところだろう。個室がない分、店内全体の賑わいが伝わってくる開放的な造りとも言え、静かに二人で話し込みたい用途よりは、複数人でわいわい過ごす使い方に向いているかもしれない。貸切の相談にも応じているようなので、少人数の会でも気兼ねなく問い合わせてみたい。

席数31席(座敷・テーブル・カウンター、個室なし)
利用人数の目安1名〜20名ほどの宴会まで対応(要事前確認)
Google マップで開く ↗
POINT05
駅と街のつなぎ方 · 東京都杉並区阿佐谷南

阿佐ケ谷・南阿佐ケ谷、二駅から歩ける街の使い方

最寄りはJR中央線・総武線の阿佐ケ谷駅で、東口方面から歩いて3〜4分ほどとする案内が多い。東京メトロ丸ノ内線の南阿佐ケ谷駅からも徒歩圏内で、9分ほどという情報もある。店がある阿佐谷南は、阿佐ケ谷駅南口から青梅街道方面へ南北に約700メートル延びる阿佐谷パールセンター商店街が広がるエリアでもある。約240店が軒を連ねるというこの商店街を歩いてから、締めの一軒としてこの酒場に立ち寄る、という使い方ができる立地だ。反対に、丸ノ内線側から歩いてくれば、駅前の喧騒から少し離れたところで飲み始める形にもなる。どちらの駅を使うにせよ、住宅街の中を通る平坦な道のりで迷いにくいのも、初めて阿佐谷に来る人には安心材料になるはずだ。買い物帰りに一軒、あるいは電車に乗る前の締めの一軒として、街歩きの動線に組み込みやすい場所にある。

アクセスJR阿佐ケ谷駅から徒歩3〜4分、東京メトロ南阿佐ケ谷駅から徒歩9分ほど
周辺阿佐谷パールセンター商店街のエリア内
Google マップで開く ↗
編集部のひとこと
阿佐谷南の路地にある「酒場むゆう」は、吉祥寺や町田で腕を磨いた店主が地元阿佐谷に戻って開いた酒場です。魚介の目利きと炭火焼き、常時15〜20種ほどの日本酒を軸に、一人の晩酌から少人数の宴会まで受け止める31席を構えています。阿佐ケ谷駅からもほど近く、パールセンター商店街を歩いたあとに立ち寄る一軒としても使いやすい店です。
マチノワ編集部
編集後記末

最後に、歩き方。

使い方としては、まず一人で仕事帰りにカウンターに座り、その日の魚介と一皿、燗酒を数杯という晩酌がしっくりくる。友人と数人であれば座敷を使い、刺身の盛り合わせを中心に炭火焼きや日替わりの一品をつまみながら、日本酒を飲み比べる時間にできる。滞在時間の目安は1〜2時間程度を見ておくとよいだろう。予算はサイトの案内で4,001〜5,000円程度とされているが、注文内容や時期で変わるため確定額ではない。定休日は不定休のため、来店前に営業しているか電話等で確かめておくと確実だ。ネット予約の受付状況も変わることがあるので、予約したい場合は同様に事前に確かめておきたい。少人数の飲み会から4〜20名ほどの宴会・貸切まで対応するとされているので、人数が多い集まりでも事前に相談してみる余地がある。JR阿佐ケ谷駅からもメトロ南阿佐ケ谷駅からも歩ける立地なので、どちら側から回るかで街歩きの組み立て方も変わってくる一軒だ。

関連記事

次に読む、街ガイド。