アマトリーチェが物語る、手をかけたパスタの芯
看板はベーコンとチーズ、トマトクリームを合わせたアマトリーチェで、酸味と塩気のバランスを日本人の味覚に寄せて仕上げているとされる。メニュー表にはスパゲッティだけで20種類以上が並ぶとされ、ナポリ風のピザ、リゾット、ラザニアやグラタンまで、イタリアの家庭料理を横断的にカバーする構成になっている。単品の完成度を追うだけでなく、前菜からデザートまで一皿ずつ丁寧に組み立てられている印象で、初めての一皿にはアマトリーチェを、二度目以降は日替わりのパスタやピザで違う顔を楽しめる。トマトの酸味とチーズのコクをどちらかに寄せすぎない仕立ては、幅広い年代の舌に合わせてきた積み重ねの表れとも読み取れる。味の具体的な仕込みや仕入れ食材の詳細は公開情報だけでは判断しきれない部分もあり、こだわりの核心はぜひ実際の一皿で確かめてほしい。