マチノワ · 2026年 春号
2026-06-05
GISELLE HANABATAKE

Giselle
花畑の小さな寄り道。

久留米の中心、西鉄花畑駅から歩いて数分。商店や金融機関が並ぶ花畑の通りに、フランスや欧米から渡ってきたアンティークと、淹れたての珈琲が同居する一軒がある。Giselle ジゼル 雑貨屋&カフェは、二〇二三年の春にこの花畑三丁目で店を開いた、雑貨屋とカフェがひとつになったお店だ。リボンやボタン、ペーパーナプキンといった手芸の小物から、一点ものの古い雑貨まで、棚の隅々まで見て回る楽しさがある。気になるものを手に取ったあと、そのまま腰を下ろして珈琲やスイーツで一息つける――その二つの時間が地続きになっているのが、この店の心地よさだ。木曜から土曜という限られた日にだけ扉を開く、久留米の街なかに小さな寄り道をつくってくれる場所である。

副題

海外アンティークと手芸小物が並ぶ、久留米・花畑の雑貨&カフェ

編集

マチノワ編集部

海外アンティークと手芸小物が並ぶ、久留米・花畑の雑貨&カフェ編集部厳選GISELLE HANABATAKE5 POINTS2026年 春号海外アンティークと手芸小物が並ぶ、久留米・花畑の雑貨&カフェ編集部厳選GISELLE HANABATAKE5 POINTS2026年 春号
NG-01みなとみらい、昼の海から…NG-02みなとみらい、雨でも濡れ…NG-03桜木町、夜の港を歩くデー…NG-04赤レンガ倉庫から始める、…NG-05大さん橋・山下公園・港の…NG-06馬車道から日本大通りへ、…NG-07関内・日本大通りを歩く。…NG-08山下公園から山手へ、海と…NG-09横浜中華街から港まで、食…NG-10元町から山手の坂を歩く。…NG-11横浜駅、雨の日は地下でつ…NG-12横浜駅、空いた時間を歩く…NG-13野毛、昭和の飲み屋街を歩…NG-14新横浜、新幹線待ちの数時…NG-15新横浜、ライブの前後を歩…NG-16鎌倉、小町通りから八幡宮…NG-17長谷・由比ヶ浜デート半日…NG-18江ノ島、夕陽を追いかける…NG-19鎌倉、雨の日を歩く。濡れ…NG-20川崎、雨でも傘がいらない…NG-21武蔵小杉、子連れで丸一日…NG-22たまプラーザからあざみ野…NG-23箱根湯本で過ごす温泉半日…NG-24小田原、城と海をつなぐ城…NG-25茅ヶ崎、海風をたどって歩…NG-26藤沢、江ノ電の起点をぶら…NG-27横須賀どぶ板通りから始め…NG-28三浦海岸から三崎港へ、海…NG-29港北ニュータウンで子ども…NG-30横浜、初デートの半日コー…NG-31浅草、雷門から川辺まで歩…NG-32上野公園、文化と自然を一…NG-33新宿、余った時間を歩く。…NG-34渋谷から表参道へ、半日デ…NG-36スカイツリー押上・向島 …NG-37銀座から丸の内へ、二人で…NG-38六本木・港区、夜景を上か…NG-39池袋、雨でも一日つぶせる…NG-40東京、雨だからこそ屋内文…NG-41東京、子連れで外さない屋…NG-42東京、初デートの半日コー…NG-43恵比寿・代官山、午後から…NG-44中目黒、目黒川を上流へ歩…NG-45吉祥寺を一日歩く。井の頭…NG-66裏原宿で外さない古着とス…NG-71銀座を歩く、無料の画廊と…NG-75渋谷の週末ブランチ半日コ…NG-76新宿御苑を歩く。緑の中で…NG-77六本木アートトライアング…NG-78丸の内、目利きが選ぶ建築…NG-79表参道、ブランチを歩く朝…NG-80中目黒、朝の目黒川を歩く…NG-81自由が丘、甘い路地を歩く…NG-88豊洲、市場の朝とアートの…NG-90八王子を歩く、玉ねぎラー…NG-102神奈川を週末で歩く。横浜…KS-01梅田から中之島へ、夜景を…KS-02嵐山、渡月橋から竹林を抜…KS-03神戸ハーバーランド、子連…KS-04祇園から清水寺へ、京都デ…CB-01名古屋・栄から大須へ、タ…KS-05難波から道頓堀へ、食い倒…KS-06新世界・通天閣 下町半日…KS-07天王寺・あべの、子どもと…KS-08大阪城公園を歩く。天守閣…KS-09天保山・海遊館 子連れ半…KS-10万博記念公園、子連れで過…KS-11伏見稲荷を歩く。千本鳥居…KS-12きぬかけの路、名刹をつな…KS-13河原町から先斗町へ、鴨川…KS-14宇治、茶の香りを歩く。平…KS-15北野異人館、坂を上って洋…KS-16三宮から南京町、食べて歩…KS-17有馬温泉、湯けむりの坂を…KS-18奈良公園、大仏と鹿のあい…KS-19猿沢池からならまちを歩く…CB-02名駅から則武へ、ものづく…CB-03熱田神宮から水辺へ、半日…CB-04名古屋港、海を見せに行く…CB-05熱海、海へ下る湯けむりの…KY-01天神で立ち寄りたい、地下…KY-02中洲・川端、夕暮れから屋…KY-03大濠公園で過ごす子連れ半…KY-04太宰府、参道から山あいの…KY-05鹿児島・天文館&桜島、火…HK-01札幌の中心を歩く朝さんぽ…HK-02すすきの、灯りを継いで歩…HK-03小樽運河から堺町通りへ、…CG-01広島・平和記念公園、慰霊…CG-02宮島、潮と原始林を歩く。…KT-01川越、蔵の町を歩くさんぽ…G8-01百舌鳥古墳群・大仙公園 …G8-02天神橋筋商店街で立ち寄り…G8-03住吉大社を歩く。反橋から…G8-04銀閣寺から哲学の道を歩く…G8-05二条城・京都御所 半日モ…G8-06姫路城 半日モデルコース…G8-07宝塚で立ち寄りたい花のみ…G8-08城崎温泉、外湯めぐりの夜…G8-09大津、琵琶湖の水辺をたど…G8-10近江八幡・八幡堀を歩く。…G8-11和歌山城・城下半日モデル…G8-12白浜、海の絶景をめぐる。…G8-13名古屋城・本丸御殿 半日…G8-14有松を歩く。絞りの町並み…G8-15三保松原から清水を歩く。…G8-16駿府城・静岡中心 半日モ…G8-17糸島、海とカフェの一日。…G8-18柳川を歩く。掘割の川下り…G8-19函館・元町と夜景 半日モ…G8-20旭川で子連れに立ち寄りた…G8-21尾道を歩く。坂と路地、千…G8-22伊香保温泉、石段街の坂を…G8-23秩父、自然と古社をめぐる…G8-24谷根千を歩く。谷中・根津…G9-01高尾山を歩く。薬王院から…G9-02柴又を歩く。帝釈天の参道…G9-03国営昭和記念公園で一日。…G9-04門前仲町・深川を歩く。八…G9-05箕面大滝へ。紅葉の渓谷を…G9-06四天王寺を歩く。日本仏法…G9-07鞍馬から貴船へ。叡電で抜…G9-08大原・三千院を歩く。苔の…G9-09西宮で立ち寄りたい。甲子…G9-10摩耶山・六甲の夜景。掬星…G9-11斑鳩・法隆寺 半日モデル…G9-12吉野山を歩く。蔵王堂と桜…G9-13犬山城・城下町 半日モデ…G9-14常滑やきもの散歩道を歩く…G9-15浜松・浜名湖で立ち寄りた…G9-16修善寺温泉。竹林の小径と…G9-17小倉城・城下 半日モデル…G9-18宗像大社を歩く。海の正倉…G9-19富良野・美瑛。花畑の丘と…G9-20登別温泉。地獄谷と湯けむ…G9-21鞆の浦を歩く。常夜燈と対…G9-22高野山 半日モデルコース…G9-23比叡山延暦寺を歩く。根本…G9-24富岡製糸場 半日モデルコ…G10-01東寺 半日モデルコース。…G10-02醍醐寺を歩く。五重塔と三…G10-03上賀茂・下鴨を歩く。糺の…G10-04談山神社を歩く。多武峰の…G10-06竹田城跡。天空の城と雲海…G10-07淡路島。明石海峡大橋と花…G10-08びわ湖テラス。山上から望…G10-09紀三井寺と和歌浦を歩く。…G10-10香嵐渓。待月橋ともみじの…G10-11岡崎城 半日モデルコース…G10-12富士宮を歩く。浅間大社の…G10-13大井川・寸又峡。SLと夢…G10-14洞爺湖。火山と湖の絶景め…G10-15知床。世界自然遺産の原生…G10-16霧島神宮を歩く。朱の社殿…
POINT5

海外アンティークと手芸小物が並ぶ、久留米・花畑の雑貨&カフェ

編集部が選んだ5つのポイントを順にご紹介します。久留米の中心、西鉄花畑駅から歩いて数分。商店や金融機関が並ぶ花畑の通りに、フランスや欧米から渡ってきたアンティークと、淹れたての珈琲が同居する一軒がある。Giselle ジゼル 雑貨屋&カフェは、二〇二三年の春にこの花畑三丁目で店を開いた、雑貨屋とカフェがひとつになったお店だ。リボンやボタン、ペーパーナプキンといった手芸の小物から、一点ものの古い雑貨まで、棚の隅々まで見て回る楽しさがある。気になるものを手に取ったあと、そのまま腰を下ろして珈琲やスイーツで一息つける――その二つの時間が地続きになっているのが、この店の心地よさだ。木曜から土曜という限られた日にだけ扉を開く、久留米の街なかに小さな寄り道をつくってくれる場所である。

POINT01
雑貨・アンティーク · 久留米市花畑

棚を埋める、海外アンティークと手芸の小物

Giselleの軸になっているのは、国内外から集められた雑貨だ。とりわけフランスや欧米諸国から仕入れたアンティークは完全な一点もので、店内の至る所に並んでいる。リボンやボタンといった手芸の小物も、お洒落で珍しいものがそろい、つくる人の心をくすぐる。なかでもペーパーナプキンは地域でも有数の品揃えと言われるほどで、デコパージュなどの素材を探す人の目当てになっている。決まった棚に同じものが並び続ける店ではなく、その時々で出会うものが変わるのが古いものを扱う店の面白さで、掘り出し物を見つけるような感覚で棚を巡れる。生活を彩る小物から手芸の材料まで、用途も値段も幅があるので、はっきりした目当てがなくても、ふらりと立ち寄って眺める時間がちゃんと成立する。何を探しに行くというより、何に出会えるかを楽しむ――そんな構えで向き合うと、この店の棚はぐっと豊かに見えてくる。

取扱海外アンティーク・手芸小物・生活雑貨
仕入れフランス・欧米諸国の一点物
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POINT02
店の使い方 · 久留米市花畑

見て回ったあと、そのまま座れる

雑貨店でありながら、同じ空間でカフェとして珈琲やスイーツを楽しめるのがGiselleの個性だ。気になる雑貨を手に取って迷ったあと、いったん席について珈琲を飲みながら考える――そんな買い物と休憩が地続きになっている店は、そう多くない。アンティークに囲まれた空間でひと息つく時間そのものが、この店ならではの体験になる。営業は木・金・土の週三日に絞られていて、いつでも開いているわけではないぶん、開いている日にわざわざ訪ねる楽しみがある。限られた日に通ううち、新しく入った品に気づいたり、前に見送ったものを買いに戻ったりと、足を運ぶほどに発見が増えていく。雑貨だけ、カフェだけでは生まれない、見て・選んで・休むという流れがひとつにまとまっているところが、また訪ねたくなる理由になっている。週末の久留米でひと休みする場所を探しているなら、候補に入れておいて損はない。

営業日木・金・土
楽しみ方雑貨を見て、カフェで一息
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POINT03
商品・メニュー · 久留米市花畑

ペーパーナプキンの棚と、淹れたての一杯

もう少し具体的に見ていくと、Giselleでよく名前が挙がるのがペーパーナプキンの品揃えだ。地域でも有数とされるほど種類が多く、デコパージュなどの手芸を楽しむ人にとっては、選んでいるだけで時間が過ぎていく棚になっている。リボンやボタンも国内外から集められ、お洒落で珍しいものが並ぶ。アンティークは一点ものが中心なので、同じ品との再会は約束されない。気になったらその場で決める、という出会い方になるのがこの店らしいところだ。カフェでは珈琲とスイーツが用意されていて、雑貨を選んだあとの余韻をゆっくり味わえる。何がいつ並ぶかは仕入れや時期で変わるため、目当ての品があるなら、最新の入荷情報をInstagramで確かめてから出かけると間違いがない。手芸の材料を探しに行くにも、珈琲を飲みに行くにも、その日その日で表情が変わる――そういう通い方のできる店だ。

名物品数豊富なペーパーナプキン
カフェ珈琲・スイーツ
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POINT04
空間・過ごし方 · 久留米市花畑

アンティークに囲まれて過ごす、静かな時間

店内はフランスや欧米から渡ってきたアンティークが至る所に飾られ、手に取りながら掘り出し物を探す感覚で見て回れる空間になっている。雑貨を一つひとつ眺める時間が中心になる店なので、一人で気ままに巡るのにも向くし、好みの近い友人と「これいいね」と言い合いながら回るのも楽しい。週三日・午後だけの営業ということもあって、慌ただしさとは少し距離のある、落ち着いた時間が流れている。買うものを決めてから帰るというより、棚を眺める時間そのものを目的に訪ねてもいい店だ。アンティークや手芸が好きな人はもちろん、珈琲を飲みながら少しゆっくりしたい人にも居心地がいい。大型の店では味わいにくい、選び手の目を通したものに囲まれる感覚が、この一軒の空気をつくっている。誰かへの贈り物を探しに、自分のための小物を見つけに――目的は人それぞれでいい。

向く人雑貨・手芸・アンティーク好き
過ごし方一人でも、気の合う人とでも
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POINT05
アクセス・周辺 · 久留米市花畑

西鉄花畑駅から徒歩五分、筑後信用金庫の向かい

店があるのは久留米市花畑三丁目。西鉄天神大牟田線の花畑駅から歩いて五分ほどで、筑後信用金庫の向かい側が目印になる。久留米の中心市街に近い立地で、まちなかでの買い物や用事のついでに立ち寄りやすい。営業は木・金・土の十二時から十八時まで(ラストオーダーは十七時五十分)で、午後の時間にゆっくり訪ねる店だ。週末に久留米を訪れるなら、花畑界隈を歩く途中の一軒として組み込むと収まりがいい。電車なら花畑駅から、車なら中心部の駐車場を使って向かう形になる。限られた営業日のなかで動く店なので、足を運ぶ前に開いている曜日を頭に入れておきたい。メニューや営業の内容は時期で動くことがあるので、訪れる前にInstagramで最新の案内を確かめておくと、せっかくの来店が空振りにならない。

アクセス西鉄花畑駅 徒歩約5分
営業木金土 12:00〜18:00(LO17:50)
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編集部のひとこと
Giselle ジゼル 雑貨屋&カフェは、フランスや欧米のアンティークと手芸の小物が棚を埋め、その奥で珈琲まで飲める、花畑生まれの一軒。木・金・土の午後だけ開く扉の向こうに、掘り出し物との出会いがある。久留米の街なかで、ゆっくり目を遊ばせたくなった日に思い出したいお店です。
マチノワ編集部
編集後記

最後に、歩き方

木曜から土曜の午後しか開かない店だから、Giselleを訪ねる日はあらかじめ予定に組み込んでおくと無駄がない。西鉄花畑駅からは歩いて五分ほど、筑後信用金庫の向かいが目印で、久留米の中心市街での買い物や用事と合わせやすい立地だ。まずひと巡りするなら、手芸の小物やペーパーナプキンの棚から、フランスや欧米のアンティークまでをひと通り見て回りたい。一点ものが多いので、気になったものは迷っているうちに無くなることもある。心が動いたら、その場で決めるのがこの店との付き合い方だ。ひと回りして目が疲れたら、そのまま席について珈琲とスイーツで休むといい。買い物と休憩が同じ場所で続けられるのが、この一軒のいいところだ。一人で気ままに棚を巡るのにも、好みの近い相手と連れ立って回るのにも向いている。所要は、ゆっくり見て珈琲まで含めて一時間前後を見ておけば足りる。営業日や時間は変わることがあるので、出かける前にInstagramで開いている日を確かめてから、花畑の通りへ足を向けてほしい。

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