マチノワ · 2026年 春号
2026-06-10
DOGO HIGHBALL SAKABA

道後ハイボール酒場、
湯あがりの一杯。

道後温泉の湯けむりを抜けて、まだ火照った体のまま夜の商店街へ出る――そんな時間に、ちょうど一杯やりたくなる場所がある。2025年10月、道後温泉別館の飛鳥乃湯泉の目の前にオープンした道後ハイボール酒場は、観光のしめにふらっと立ち寄れるカジュアルな飲み屋だ。湯あがりの高揚をそのまま持ち込んで、よく冷えたハイボールで喉を鳴らす。難しい作法も予約もいらず、一人でも気軽に暖簾をくぐれる空気がある。松山市道後町一丁目、道後温泉駅から商店街を抜けてすぐという分かりやすい立地で、温泉と土産物店と飲み屋が徒歩圏に集まる道後の中心にこの店は位置している。湯の街を歩き切った足で、最後にどこで一服するか。その答えになってくれる一軒を、湯あがりの動線とあわせて見ていきたい。

副題

湯あがりにふらっと一杯、道後温泉のハイボール酒場

編集

マチノワ編集部

湯あがりにふらっと一杯、道後温泉のハイボール酒場編集部厳選DOGO HIGHBALL SAKABA5 POINTS2026年 春号湯あがりにふらっと一杯、道後温泉のハイボール酒場編集部厳選DOGO HIGHBALL SAKABA5 POINTS2026年 春号
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POINT5

湯あがりにふらっと一杯、道後温泉のハイボール酒場

編集部が選んだ5つのポイントを順にご紹介します。道後温泉の湯けむりを抜けて、まだ火照った体のまま夜の商店街へ出る――そんな時間に、ちょうど一杯やりたくなる場所がある。2025年10月、道後温泉別館の飛鳥乃湯泉の目の前にオープンした道後ハイボール酒場は、観光のしめにふらっと立ち寄れるカジュアルな飲み屋だ。湯あがりの高揚をそのまま持ち込んで、よく冷えたハイボールで喉を鳴らす。難しい作法も予約もいらず、一人でも気軽に暖簾をくぐれる空気がある。松山市道後町一丁目、道後温泉駅から商店街を抜けてすぐという分かりやすい立地で、温泉と土産物店と飲み屋が徒歩圏に集まる道後の中心にこの店は位置している。湯の街を歩き切った足で、最後にどこで一服するか。その答えになってくれる一軒を、湯あがりの動線とあわせて見ていきたい。

POINT01
ハイボール・飲み屋 · 松山市道後町一丁目

湯あがりに主役を張る、よく冷えたハイボール

道後ハイボール酒場という名前が、この店のやりたいことを言い切っている。湯あがりに飲みたくなる一杯として真っ先に浮かぶのが、よく冷えたハイボールだ。温泉でじんわり温まった体に、炭酸の刺激とウイスキーの香りがすっと染みていく――その心地よさを、わざわざ説明する必要もないほど店名がまっすぐに掲げている。道後という温泉街で、湯あがりの一杯を看板に据えた店は意外と多くない。腰を据えた食事の前の景気づけにも、観光をひと通り終えたあとの仕上げにも、ハイボールという軽やかな酒はちょうどいい。難しい作法も気構えもいらず、まずは一杯、と気軽に頼める。観光地の夜に、肩の力を抜いて立ち寄れる飲み屋があること自体が、旅の安心感につながる。湯けむりの余韻を肴にグラスを傾ける、それがこの店の真ん中にある時間だ。これ、地味に効く。

看板湯あがりのハイボール
向く時間温泉あがり・観光のしめ
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POINT02
使い勝手・客層 · 松山市道後町一丁目

一人でもふらっと、過ごし方を客に委ねる気軽さ

旅先で覚えておきたくなる理由は、その入りやすさにある。カジュアルな構えで、一人でもふらっと暖簾をくぐれる空気が流れている。観光地の飲み屋というと、団体や予約で埋まっていて一見では入りにくい、という場面も少なくないが、ここは湯あがりの軽装のまま立ち寄れるくらいの気軽さで迎えてくれる。連れがいてもいなくても、長居しても一杯で切り上げても、過ごし方を客の側に委ねてくれる懐の深さがある。観光のしめにと気負わず、街を歩いていてふと喉が渇いたから、という軽い動機で入れるのがいい。旅の途中、予定と予定のあいだにできた小さな空き時間を、無理なく埋めてくれる。気軽に一杯やって、また夜の散歩に戻る――そんな使い方ができる店は、観光客にとってありがたい存在だ。気構えずに扉を開けられる、その敷居の低さが何よりの持ち味になっている。

入りやすさ一人客・軽装でも気軽に
滞在一杯から長居まで自由
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POINT03
立地・周辺 · 松山市道後町一丁目

飛鳥乃湯泉の目の前、湯と酒が数歩で地続き

具体的な居心地のよさは、飛鳥乃湯泉の目の前という立地が支えている。飛鳥乃湯泉は飛鳥時代の建築様式を取り入れた道後温泉の別館で、湯あがりに外へ出れば、もう目の前にこの店がある。体が火照っているうちに、数歩で一杯にたどり着ける距離感は、ほかではなかなか得られない贅沢だ。道後温泉本館や道後商店街もすぐ近くで、温泉と土産物店と飲み屋が徒歩圏にぎゅっと集まる道後らしい密度の中に、この店は位置している。湯めぐりの合間に喉を潤す、本館を見物したあとの余韻にひたる、商店街を冷やかして小腹を満たす――界隈での過ごし方の選択肢に、自然と組み込める場所だ。温泉施設の営業時間や混み具合は時期で変わるので、湯と一杯をどう組み合わせるかは、その日の動き方に合わせて決めるといい。温泉街の中心で、湯と酒が地続きになっている。それがこの立地の一番の強みだ。

立地飛鳥乃湯泉の目の前
周辺道後温泉本館・道後商店街が徒歩圏
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POINT04
空間・雰囲気 · 松山市道後町一丁目

気取らないカジュアルさ、誰と来ても収まる空気

店の空気は、カジュアルという言葉がよく似合う。気取らない構えで、一人客が静かにグラスを傾けるのにも、二人三人で湯あがりの感想を言い合うのにも馴染む。温泉旅行の道連れと立ち寄るのはもちろん、一人旅の途中で寄って、その日に見た道後の景色を反芻する――そんな過ごし方にも向いている。観光地の飲み屋は時に賑やかすぎて落ち着かないこともあるが、ここは湯あがりのゆるんだ気分のまま、肩肘張らずに過ごせる距離感がある。浴衣や軽装のまま立ち寄っても浮かない雰囲気は、温泉街の店ならではだ。旅先で気の張る食事が続いたあと、最後くらいは飾らずに一杯やりたい、という夜にちょうどいい。誰と来ても、何人で来ても、その場の人数と気分に合わせて居場所を作れる。観光のしめを気楽に締めくくれる、そんな空間だ。

雰囲気カジュアル・気取らない
向く人一人旅・温泉旅行の連れ・少人数
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POINT05
アクセス・街歩き · 松山市道後町一丁目

道後温泉駅から商店街を抜けてすぐ、街歩きの最後に

店があるのは松山市道後町一丁目、道後温泉の中心エリアだ。伊予鉄道城南線の道後温泉駅から商店街を抜けて歩いてすぐ、飛鳥乃湯泉の目の前という分かりやすい立地にある。松山市駅や大街道から路面電車に揺られて道後温泉駅で降り、ハイカラ通りの愛称で知られる道後商店街を冷やかしながら歩けば、自然とこの界隈にたどり着く。終着駅前には坊っちゃん列車や放生園の足湯、からくり時計といった見どころも集まっていて、駅から店までの道のりそのものが道後観光の一部になっている。日中は道後温泉本館や飛鳥乃湯泉で湯を楽しみ、夕暮れに商店街を歩き、その流れの最後にこの店で一杯――という一日の組み立てがしやすい。営業時間や定休日は変わることがあるため、夜遅くまで楽しむつもりなら、来店前に最新の営業を確かめておくと段取りが立てやすい。湯の街を歩き切った足で、最後にたどり着く一杯がここにある。

最寄り伊予鉄道 道後温泉駅から徒歩すぐ
街歩き道後商店街・道後温泉本館とあわせて
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編集部のひとこと
道後ハイボール酒場は、飛鳥乃湯泉の目の前で湯あがりの一杯を引き受ける、道後の新しい寄り道だ。2025年秋に生まれたばかりの店ながら、温泉と酒が数歩で地続きになる立地は、この街でこそ成り立つもの。湯けむりの余韻を肴にハイボールを傾けたくなったら、思い出してほしい一軒です。
マチノワ編集部
編集後記

最後に、歩き方

湯から上がって火照った体のまま、数歩で冷えた一杯にたどり着ける――この距離感を頭に入れておくと、道後の夜の組み立てがぐっと楽になる。日中は道後温泉本館や飛鳥乃湯泉で湯を堪能し、夕方に道後商店街を冷やかして、その仕上げにこの店へ。一人旅なら、カウンター気分でその日に歩いた道後の景色を思い返しながら静かに一杯。連れがいるなら、湯あがりの感想を言い合いながら軽く飲んで、また夜の散歩に戻るのもいい。腰を据えて食事をとるための店というより、観光のしめや湯あがりの景気づけに、気軽に立ち寄る一杯が似合う。道後温泉駅からは商店街を抜けてすぐ、飛鳥乃湯泉の目の前という分かりやすさだから、初めての街でも迷いにくい。予算感や所要時間はその日の飲み方しだいで、軽く一杯なら短い滞在で十分、腰を落ち着けるなら時間に余裕を見ておきたい。営業時間や定休日は時期で動くことがあるので、夜遅めに向かうなら事前に当日の営業を確かめてから動くと確実だ。湯の街を歩き切った足で、最後の一杯を道後で締める。その締めくくりに、ちょうどいい一軒だ。

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