マチノワ · 2026年 春号
2026-08-04
TEISHOKUYA FUKUROU TSUKUBA

つくば天久保の
定食屋「ふくろう」
ランチ690円が守る毎日の一皿

筑波大学のキャンパスから自転車で数分ほどの距離、天久保3丁目の路地に「定食屋 ふくろう」はある。さほど目立つ外観ではなく、植栽に隠れるように建つ一軒が、昼時には行列の絶えない食事どころになる。関東鉄道バスの「松美池」停留所を降りてすぐの立地は、筑波大学生にも、周辺に働く人にも等しく使いやすい。ランチは4種類で690円均一、ご飯は大盛りまで追加料金なしで対応し、味噌汁・冷奴・沢庵・サラダが付く構成だ。顧客の多くは学生だが、昼時になると近隣の社会人も暖簾をくぐる。特別な食材も、手の込んだ演出もない。価格と量と食べ応えのバランスが整っており、毎日でも通える一軒として成り立っている。夜は17時半から再び暖簾を掲げ、もつ煮など昼とは異なるメニューも出す。

副題

つくば市天久保の定食屋 / 学生と社会人のランチ拠点 / 夜も使える

編集

マチノワ編集部

つくば市天久保の定食屋 / 学生と社会人のランチ拠点 / 夜も使える編集部厳選TEISHOKUYA FUKUROU TSUKUBA5 POINTS2026年 春号つくば市天久保の定食屋 / 学生と社会人のランチ拠点 / 夜も使える編集部厳選TEISHOKUYA FUKUROU TSUKUBA5 POINTS2026年 春号
NG-01みなとみらい、昼の海から…NG-02みなとみらい、雨でも濡れ…NG-03桜木町、夜の港を歩くデー…NG-04赤レンガ倉庫から始める、…NG-05大さん橋・山下公園・港の…NG-06馬車道から日本大通りへ、…NG-07関内・日本大通りを歩く。…NG-08山下公園から山手へ、海と…NG-09横浜中華街から港まで、食…NG-10元町から山手の坂を歩く。…NG-11横浜駅、雨の日は地下でつ…NG-12横浜駅、空いた時間を歩く…NG-13野毛、昭和の飲み屋街を歩…NG-14新横浜、新幹線待ちの数時…NG-15新横浜、ライブの前後を歩…NG-16鎌倉、小町通りから八幡宮…NG-17長谷・由比ヶ浜デート半日…NG-18江ノ島、夕陽を追いかける…NG-19鎌倉、雨の日を歩く。濡れ…NG-20川崎、雨でも傘がいらない…NG-21武蔵小杉、子連れで丸一日…NG-22たまプラーザからあざみ野…NG-23箱根湯本で過ごす温泉半日…NG-24小田原、城と海をつなぐ城…NG-25茅ヶ崎、海風をたどって歩…NG-26藤沢、江ノ電の起点をぶら…NG-27横須賀どぶ板通りから始め…NG-28三浦海岸から三崎港へ、海…NG-29港北ニュータウンで子ども…NG-30横浜、初デートの半日コー…NG-31浅草、雷門から川辺まで歩…NG-32上野公園、文化と自然を一…NG-33新宿、余った時間を歩く。…NG-34渋谷から表参道へ、半日デ…NG-36スカイツリー押上・向島 …NG-37銀座から丸の内へ、二人で…NG-38六本木・港区、夜景を上か…NG-39池袋、雨でも一日つぶせる…NG-40東京、雨だからこそ屋内文…NG-41東京、子連れで外さない屋…NG-42東京、初デートの半日コー…NG-43恵比寿・代官山、午後から…NG-44中目黒、目黒川を上流へ歩…NG-45吉祥寺を一日歩く。井の頭…NG-66裏原宿で外さない古着とス…NG-71銀座を歩く、無料の画廊と…NG-75渋谷の週末ブランチ半日コ…NG-76新宿御苑を歩く。緑の中で…NG-77六本木アートトライアング…NG-78丸の内、目利きが選ぶ建築…NG-79表参道、ブランチを歩く朝…NG-80中目黒、朝の目黒川を歩く…NG-81自由が丘、甘い路地を歩く…NG-88豊洲、市場の朝とアートの…NG-90八王子を歩く、玉ねぎラー…NG-102神奈川を週末で歩く。横浜…KS-01梅田から中之島へ、夜景を…KS-02嵐山、渡月橋から竹林を抜…KS-03神戸ハーバーランド、子連…KS-04祇園から清水寺へ、京都デ…CB-01名古屋・栄から大須へ、タ…KS-05難波から道頓堀へ、食い倒…KS-06新世界・通天閣 下町半日…KS-07天王寺・あべの、子どもと…KS-08大阪城公園を歩く。天守閣…KS-09天保山・海遊館 子連れ半…KS-10万博記念公園、子連れで過…KS-11伏見稲荷を歩く。千本鳥居…KS-12きぬかけの路、名刹をつな…KS-13河原町から先斗町へ、鴨川…KS-14宇治、茶の香りを歩く。平…KS-15北野異人館、坂を上って洋…KS-16三宮から南京町、食べて歩…KS-17有馬温泉、湯けむりの坂を…KS-18奈良公園、大仏と鹿のあい…KS-19猿沢池からならまちを歩く…CB-02名駅から則武へ、ものづく…CB-03熱田神宮から水辺へ、半日…CB-04名古屋港、海を見せに行く…CB-05熱海、海へ下る湯けむりの…KY-01天神で立ち寄りたい、地下…KY-02中洲・川端、夕暮れから屋…KY-03大濠公園で過ごす子連れ半…KY-04太宰府、参道から山あいの…KY-05鹿児島・天文館&桜島、火…HK-01札幌の中心を歩く朝さんぽ…HK-02すすきの、灯りを継いで歩…HK-03小樽運河から堺町通りへ、…CG-01広島・平和記念公園、慰霊…CG-02宮島、潮と原始林を歩く。…KT-01川越、蔵の町を歩くさんぽ…G8-01百舌鳥古墳群・大仙公園 …G8-02天神橋筋商店街で立ち寄り…G8-03住吉大社を歩く。反橋から…G8-04銀閣寺から哲学の道を歩く…G8-05二条城・京都御所 半日モ…G8-06姫路城 半日モデルコース…G8-07宝塚で立ち寄りたい花のみ…G8-08城崎温泉、外湯めぐりの夜…G8-09大津、琵琶湖の水辺をたど…G8-10近江八幡・八幡堀を歩く。…G8-11和歌山城・城下半日モデル…G8-12白浜、海の絶景をめぐる。…G8-13名古屋城・本丸御殿 半日…G8-14有松を歩く。絞りの町並み…G8-15三保松原から清水を歩く。…G8-16駿府城・静岡中心 半日モ…G8-17糸島、海とカフェの一日。…G8-18柳川を歩く。掘割の川下り…G8-19函館・元町と夜景 半日モ…G8-20旭川で子連れに立ち寄りた…G8-21尾道を歩く。坂と路地、千…G8-22伊香保温泉、石段街の坂を…G8-23秩父、自然と古社をめぐる…G8-24谷根千を歩く。谷中・根津…G9-01高尾山を歩く。薬王院から…G9-02柴又を歩く。帝釈天の参道…G9-03国営昭和記念公園で一日。…G9-04門前仲町・深川を歩く。八…G9-05箕面大滝へ。紅葉の渓谷を…G9-06四天王寺を歩く。日本仏法…G9-07鞍馬から貴船へ。叡電で抜…G9-08大原・三千院を歩く。苔の…G9-09西宮で立ち寄りたい。甲子…G9-10摩耶山・六甲の夜景。掬星…G9-11斑鳩・法隆寺 半日モデル…G9-12吉野山を歩く。蔵王堂と桜…G9-13犬山城・城下町 半日モデ…G9-14常滑やきもの散歩道を歩く…G9-15浜松・浜名湖で立ち寄りた…G9-16修善寺温泉。竹林の小径と…G9-17小倉城・城下 半日モデル…G9-18宗像大社を歩く。海の正倉…G9-19富良野・美瑛。花畑の丘と…G9-20登別温泉。地獄谷と湯けむ…G9-21鞆の浦を歩く。常夜燈と対…G9-22高野山 半日モデルコース…G9-23比叡山延暦寺を歩く。根本…G9-24富岡製糸場 半日モデルコ…G10-01東寺 半日モデルコース。…G10-02醍醐寺を歩く。五重塔と三…G10-03上賀茂・下鴨を歩く。糺の…G10-04談山神社を歩く。多武峰の…G10-06竹田城跡。天空の城と雲海…G10-07淡路島。明石海峡大橋と花…G10-08びわ湖テラス。山上から望…G10-09紀三井寺と和歌浦を歩く。…G10-10香嵐渓。待月橋ともみじの…G10-11岡崎城 半日モデルコース…G10-12富士宮を歩く。浅間大社の…G10-13大井川・寸又峡。SLと夢…G10-14洞爺湖。火山と湖の絶景め…G10-15知床。世界自然遺産の原生…G10-16霧島神宮を歩く。朱の社殿…
POINT5

つくば市天久保の定食屋

編集部が選んだ5つのポイントを順にご紹介します。筑波大学のキャンパスから自転車で数分ほどの距離、天久保3丁目の路地に「定食屋 ふくろう」はある。さほど目立つ外観ではなく、植栽に隠れるように建つ一軒が、昼時には行列の絶えない食事どころになる。関東鉄道バスの「松美池」停留所を降りてすぐの立地は、筑波大学生にも、周辺に働く人にも等しく使いやすい。ランチは4種類で690円均一、ご飯は大盛りまで追加料金なしで対応し、味噌汁・冷奴・沢庵・サラダが付く構成だ。顧客の多くは学生だが、昼時になると近隣の社会人も暖簾をくぐる。特別な食材も、手の込んだ演出もない。価格と量と食べ応えのバランスが整っており、毎日でも通える一軒として成り立っている。夜は17時半から再び暖簾を掲げ、もつ煮など昼とは異なるメニューも出す。

POINT01
定食・ランチ価格帯 · つくば市天久保

4種類のランチがいずれも690円、大盛り無料で毎日通える価格設計

ランチタイムの定食屋に必要なものを整理すると、「十分な量」「毎日来られる値段」「待たせない回転」の三点に収まる。定食屋 ふくろうのランチは、まずその三点をきちんと満たしている。4種類の定食はいずれも690円で、ご飯は大盛りまで追加料金なしで対応する。豚生姜定食や日替わりのハンバーグ+揚げ物など、内容は日によって変わるが、どの定食にも味噌汁(油揚げ入り)・冷奴・沢庵・サラダが付く。主菜と炭水化物を組み合わせた定食の形は、食べ盛りの学生はもちろん、短い昼休みに腹を満たして午後に戻りたい会社員にも使い勝手がいい。「ボリューミー」との評が複数あり、大盛りで頼めばかなりの満足感が得られる。常連の学生が毎日利用し、4種類の定食と充実したサイドメニューが定着の理由である。メニューに日替わりが含まれるため、当日の定食内容は来店か電話(029-851-6550)で確認しておくと確実だ。690円という価格が維持され、この価格設定が常連客の厚さにつながっている。

ランチ定食4種類 各690円(大盛り無料)
付属味噌汁・冷奴・沢庵・サラダ
Google マップで開く ↗
POINT02
人気と通いやすさ · つくば市天久保

顧客の8割が学生のリピーター、昼時には行列ができるほどの支持

口コミを見ると「顧客の8割以上が学生」という記述があり、リピーターが多いことを指摘するものが複数ある。しかし学生だけかというとそうではなく、近隣の社会人も昼に立ち寄る場として利用している。昼時は満席になることも多く、外で待つことも珍しくない。人が集まり続ける背景には、価格の安定がある。特別な日でなくても足を向けられる、「今日のランチはふくろうにしよう」という決定が何の構えもなくできる店——それがこの場所を日常の食事場として機能させている力だと思う。口コミ平均は3.66と評価も安定しており、実際に通ってみれば、なぜリピーターが多いかはすぐ腑に落ちる。厨房は店主1名、接客スタッフ2名ほどで回しているとの情報があり、小所帯ながら昼のピークを回している。「学食みたいな感じで落ち着く」という口コミが示すように、気取りのない空気がかえって通いやすさを生んでいるのだろう。

混雑目安昼時は行列・満席になることも
口コミ平均3.66(複数サイト集計)
Google マップで開く ↗
POINT03
夜の営業とメニュー · つくば市天久保

夜は17時半から再開。もつ煮も登場し、昼とは違う顔を見せる

昼の定食屋という印象が強い「定食屋 ふくろう」だが、17時半から21時半頃まで夜も営業している。昼は短時間で腹を満たすランチ需要に応えるが、夜はもう少し腰を落ち着けた食事の場になる。もつ煮が人気とされており、昼のお腹を満たすだけの定食とは別の顔がある。一品料理を頼みながら夕食をとる使い方もあるだろう。筑波大学の学生にとっては、昼に続いて夜も近くで使える定食屋というのは、時間帯を選ばず頼れる場所として機能する。授業が夕方まで続いたあとの夕食場所として、研究室帰りの遅い夜に、気を遣わず入れる一軒があるのは便利だ。夜の具体的なメニュー構成は変わることがあるため、来店前に現地か電話で確認しておくのが確実だ。定休日については情報が限られており不定休の可能性もあるため、訪れる前に電話(029-851-6550)で営業状況を確かめておきたい。

夜営業目安17:30〜21:30頃(変動あり・要確認)
人気メニュー目安もつ煮など(内容は変動あり)
Google マップで開く ↗
POINT04
空間・席の使い方 · つくば市天久保

「ザ・定食屋」な小さな店内、一人でも二、三人でも収まる規模感

「学食みたいな感じで落ち着く」という口コミが複数あるように、店内は凝った内装でも広い空間でもない。それがこの店の居心地のよさの正体でもある。大人数で宴を囲む用途ではなく、一人でさっと昼を済ませる、二、三人でご飯を食べながら話す、といった日常的な食事の場として使いやすい規模感だ。厨房1名・接客2名ほどで回す小さな店構えのため、座席数は多くない。昼時に間を置かず来店するか、少し時間をずらして訪れるかで、待ち時間が変わることもある。砂利駐車場があるため、自転車だけでなく車やバイクでのアクセスにも対応できる。筑波大学周辺は学生が多く自転車文化も根付いているが、車で来られる点は少し遠くから来る場合にも助かる条件だ。席の詳細や予約の可否については、事前に問い合わせると当日の動きが読みやすくなる。駐車場の収容台数については現地か電話で確認しておくのが安心だ。

席の目安小規模店(詳細は要問い合わせ)
駐車場砂利駐車場あり
Google マップで開く ↗
POINT05
アクセスと周辺の動線 · つくば市天久保

関東鉄道バス「松美池」から徒歩2分、天久保3丁目の日常エリアに立つ

住所は茨城県つくば市天久保3丁目10-11。つくば駅からは直線距離で3km超あり、徒歩で向かうとかなりの時間がかかる。現実的なアクセスは、関東鉄道バスを使うルートで、「松美池」バス停から徒歩約2分が最短だ。筑波大学にはバスが乗り入れているため、大学方面からアクセスする場合もバスの利用が便利だ。天久保3丁目は大学の正門から外に出てすぐの生活エリアで、コンビニやドラッグストア、飲食店が点在する日常的な街並みの中にある。自転車での移動が多い学生には扱いやすい立地であり、砂利駐車場もあるため車でのアクセスも対応できる。食後に周辺を歩いても観光スポットがあるわけではないが、大学周辺らしい落ち着いた空気は感じられる。バスの時刻や系統については事前に調べておくとスムーズで、正確な時刻は関東鉄道の公式情報や乗換案内で確認してほしい。電話番号は029-851-6550。訪問前のルート確認や営業状況の問い合わせにも活用できる。

アクセス関東鉄道バス「松美池」から徒歩約2分
住所茨城県つくば市天久保3-10-11
Google マップで開く ↗
編集部のひとこと
つくば市天久保の路地に、値段も量も変えずにランチを出し続ける一軒がある。「ザ・定食屋」という言葉がぴったりな空間で、学生も社会人も同じご飯と味噌汁を前にしている。690円という価格は、この街に必要な食事の場として、この店が何を守ろうとしているかを示している。
マチノワ編集部
編集後記

最後に、歩き方

天久保3丁目の路地をバス停「松美池」から歩き始めると、植栽越しに「定食屋 ふくろう」の看板が見えてくる。昼時に一人で入るなら、開店直後の11時半前後か、ピークが落ち着く13時台が混みすぎない時間帯として狙いやすい。ランチは4種類でいずれも690円、ご飯の大盛りは追加料金なしで対応してくれるため、食べ盛りなら遠慮なく大盛りを頼んでいい。豚生姜定食か日替わりを選べばおおむね外さない。二、三人での利用も問題ないが、席数が限られているため、混み合う時間帯に来店した場合は待つ可能性がある。夜は17時半から営業が始まる。もつ煮などの一品料理が加わり、定食屋の空気のまま少し腰を落ち着けた夕食ができる。予算は昼なら690円から、夜は頼む内容によって変わるため店で確かめるのが確実だ。営業時間・定休日・メニューは変わることがあるため、訪問前に電話(029-851-6550)で確認しておくと当日迷わずに済む。

関連記事

次に読む、街ガイド