京都鳥八
京都市下京区の「京都鳥八」は、焼き鳥に特化した店だ。地元客が多く、肩ひじ張らずに串を楽しめる空気がある。もも、つくね、ねぎまといった定番の串から始め、その店の個性を確認してから追加注文するのが賢い使い方だ。1軒目は飲み過ぎず、2本〜3本と酒を1〜2杯で切り上げると、次の店への道がスムーズになる。炭火の香りが服についたまま歩く京都の夜は、観光地の夜景とは別の意味で記憶に残る。
京都で焼き鳥を食べるという行為は、観光の文脈では目立ちにくい。しかし地元の人たちにとって、仕事帰りに炭火串を一本つまむことは、普通の日常だ。このコースは「京都鳥八」と「魚々鶏夜」という2軒の焼き鳥系の店を経由する。前者は純粋な焼き鳥、後者は海鮮と鉄板焼きも加わった居酒屋スタイル。同じ夜に焼き鳥と関連料理を食べ比べると、京都の炭火文化の幅広さが見えてくる。四条・烏丸付近を起点にすると、両方の店に歩いて訪れることができる。
同じ焼き鳥でも、店が変われば炭の表情が変わる
マチノワ編集部
順位ではなく、編集部が選んだ2軒の名店を順にご紹介します。京都で焼き鳥を食べるという行為は、観光の文脈では目立ちにくい。しかし地元の人たちにとって、仕事帰りに炭火串を一本つまむことは、普通の日常だ。このコースは「京都鳥八」と「魚々鶏夜」という2軒の焼き鳥系の店を経由する。前者は純粋な焼き鳥、後者は海鮮と鉄板焼きも加わった居酒屋スタイル。同じ夜に焼き鳥と関連料理を食べ比べると、京都の炭火文化の幅広さが見えてくる。四条・烏丸付近を起点にすると、両方の店に歩いて訪れることができる。
京都市下京区の「京都鳥八」は、焼き鳥に特化した店だ。地元客が多く、肩ひじ張らずに串を楽しめる空気がある。もも、つくね、ねぎまといった定番の串から始め、その店の個性を確認してから追加注文するのが賢い使い方だ。1軒目は飲み過ぎず、2本〜3本と酒を1〜2杯で切り上げると、次の店への道がスムーズになる。炭火の香りが服についたまま歩く京都の夜は、観光地の夜景とは別の意味で記憶に残る。
同じ下京区に位置する「魚々鶏夜」は、焼き鳥だけでなく海鮮と鉄板焼きも扱う居酒屋形式の店だ。焼き鳥専門店の後に訪れると、メニューの幅広さで箸が進む。鮮魚の刺身や鉄板で焼いた野菜なども加わり、2軒目として追加摂取する料理の種類が増える。日本酒の品揃えも期待でき、京都らしいラインアップで1〜2種試してみたい。1軒目とはスタイルが違いながら、炭火・焼き・酒という共通項でコースとして一本の線になる。
炭火の話は、二軒目でやっと深まる。マチノワ編集部
焼き鳥2軒のコースは、シンプルなようで食べ比べの楽しさがある。同じ炭火でも、専門店と居酒屋では焼き方と提供の空気が異なる。この違いを体験することで、京都の夜の飲み文化の裾野の広さが実感できる。次回は右京区の「西院 わた邉」も加えた3軒コースへと発展させてみてほしい。