マチノワ · 2026年 春号
2026-09-18
HYOTANYA OMIHACHIMAN

近江牛 日本料理 ひょうたんや、
近江八幡で味わうつゆしゃぶ。

JR近江八幡駅の北口を出ると、駅前の通りにひときわ大きな看板を掲げた建物が目に入る。近江商人の商都として知られるこの街で、近江牛 日本料理 ひょうたんやは1949年の創業以来、看板料理のつゆしゃぶを守り続けてきた店だ。創業者は近江八幡出身の酒屋の五男で、地元で育った牛肉への信頼を形にしたのがこの店の出発点だったという。駅から歩いてすぐという立地でありながら、店内に一歩入ると畳敷きの和室と和服姿のスタッフが迎え、旅の途中の一食にも、地元での会食にも似合う空気に切り替わる。近江八幡駅で新幹線や特急を降りた人が、そのまま荷物を抱えて向かえる距離にあるのも、この店の使いやすさのひとつだ。近江牛の質にこだわり抜いた一杯のしゃぶしゃぶが、この店の看板であり続けている理由を、ここから見ていきたい。

副題

近江八幡駅前、近江牛のつゆしゃぶが名物の日本料理店

編集

マチノワ編集部

近江八幡駅前、近江牛のつゆしゃぶが名物の日本料理店✦編集部厳選✦HYOTANYA OMIHACHIMAN✦5 POINTS✦2026年 春号✦近江八幡駅前、近江牛のつゆしゃぶが名物の日本料理店✦編集部厳選✦HYOTANYA OMIHACHIMAN✦5 POINTS✦2026年 春号✦
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POINT5

近江八幡駅前、近江牛のつゆしゃぶが名物の日本料理店。

編集部が選んだ5つのポイントを順にご紹介します。JR近江八幡駅の北口を出ると、駅前の通りにひときわ大きな看板を掲げた建物が目に入る。近江商人の商都として知られるこの街で、近江牛 日本料理 ひょうたんやは1949年の創業以来、看板料理のつゆしゃぶを守り続けてきた店だ。創業者は近江八幡出身の酒屋の五男で、地元で育った牛肉への信頼を形にしたのがこの店の出発点だったという。駅から歩いてすぐという立地でありながら、店内に一歩入ると畳敷きの和室と和服姿のスタッフが迎え、旅の途中の一食にも、地元での会食にも似合う空気に切り替わる。近江八幡駅で新幹線や特急を降りた人が、そのまま荷物を抱えて向かえる距離にあるのも、この店の使いやすさのひとつだ。近江牛の質にこだわり抜いた一杯のしゃぶしゃぶが、この店の看板であり続けている理由を、ここから見ていきたい。

POINT01
近江牛のつゆしゃぶ · 近江八幡市

だしで仕上げる、近江牛のつゆしゃぶ「ちりり」という核

店名の通り、この店の中心にあるのはつゆしゃぶ、店では「ちりり」の名で親しまれる一皿だ。一般的なしゃぶしゃぶが白湯や昆布出汁の鍋に肉をくぐらせるのに対し、つゆしゃぶはあらかじめ味を含ませた出汁につけて食べるスタイルで、肉そのものの旨みと出汁の風味を一度に味わえるのが特徴だ。近江牛 日本料理 ひょうたんやのつゆしゃぶは、日本の味百選にも選ばれた実績を持ち、1949年の創業以来、この一皿を専門に磨き続けてきた歴史がある。近江八幡という近江牛の産地に近い土地で、専門店として長く続いてきたこと自体が、この一皿の完成度を裏づけている。しゃぶしゃぶという調理法はシンプルだからこそ、肉の質と出汁のバランスがそのまま皿の上に表れる。ごまだれや薬味に頼りすぎず、出汁そのものの味で近江牛を食べさせる構成は、専門店ならではの自信の表れとも言える。近江牛のきめ細かな脂と、出汁の効いたつゆが絡み合う一口を目当てに、遠方から足を運ぶ価値のある店だ。

名物つゆしゃぶ(ちりり)
実績日本の味百選 選定
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POINT02
老舗の歴史 · 近江八幡市

1949年創業、近江八幡育ちの創業者が磨いた近江牛専門の歴史

近江牛 日本料理 ひょうたんやの歴史は1949年に始まる。創業者は近江八幡の八幡町、現在の近江八幡市で生まれた酒屋の五男で、地元で育った近江牛への信頼を、そのまま店の看板料理に据えたのがこの店の出発点だ。以来、近江牛の専門店として一貫してつゆしゃぶを磨き続けてきた歴史が、他の近江牛店との違いを作っている。近江牛を扱う店は近江八幡や周辺に複数あるが、創業から70年以上にわたって一つの調理法を専門にしてきた店は多くない。地元出身の創業者が地元の牛にこだわり続けたという成り立ちは、近年出店した店とは異なる重みを持つ。現在は近江八幡の本店を中心に、他エリアにも店舗を広げているが、看板料理と創業の地に対するこだわりは本店ならではのものだ。長く続く店ほど味や接客が固定化しがちだが、この店は会席料理にも力を入れており、つゆしゃぶ一辺倒にならない献立の幅も持っている。近江八幡で近江牛を食べるなら、まずこの店の歴史を知っておくと、料理の味わい方も変わってくる。

創業1949年
業態近江牛専門・日本料理
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POINT03
料理・メニュー · 近江八幡市

A4等級以上の近江牛と、旬を映す会席料理

店で使われる近江牛は、認証近江牛のA4等級以上に限定されている。日本三大銘柄牛のひとつに数えられる近江牛の中でも、格付けを絞り込んで仕入れていることが、つゆしゃぶの質を支えている。料理はつゆしゃぶだけでなく、旬の食材を取り合わせた会席仕立てのコースも用意されており、季節ごとに顔ぶれが変わる一皿を楽しめる。価格帯の目安は、ランチが6,000円台から7,999円、ディナーが8,000円台から9,999円で、税・サービス料込みという案内になっている。ランチであれば近江牛を手が届く範囲で試せ、ディナーの会席コースを選べば、記念日や接待にも見合う内容になる。支払いはクレジットカードのほか、PayPayなどのQRコード決済にも対応しており、現金以外での会計もしやすいのも、遠方から訪れる客にとってはありがたい配慮だ。近江牛を目的にこの街を訪れるなら、昼と夜のどちらで訪れるかによって、体験の重さを選び分けられる店だ。

牛肉格付け認証近江牛 A4等級以上
予算目安ランチ6,000円台〜/ディナー8,000円台〜
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POINT04
店内空間 · 近江八幡市

個室13室、畳の和室で近江牛を楽しむ、全100席の空間

店内は個室13室を含む、合計およそ100席の規模を持つ。畳敷きの和室が中心で、和服姿のスタッフが席まで案内してくれるため、近江牛のしゃぶしゃぶを畏まった空気の中で味わえる。個室が多いことから、接待や法事、家族の集まりといった、周囲を気にしたくない席にも向いている。専用駐車場に加えて大型観光バス用の駐車場も備えているため、団体旅行の昼食や夕食の立ち寄り先としても機能しており、観光の合間に近江牛を囲む使い方ができる。100席という規模がありながら個室中心の造りなので、隣席の会話が気になりにくいのも、会食向きの店として選ばれる理由のひとつだろう。一人や二人での利用でも肩身が狭くならない広さがあり、駅前という立地の気軽さと、個室の落ち着きを両立している点がこの店の強みだ。近江牛を目的にした特別な一食にも、日常の延長にある会食にも、席の選び方次第で対応できる懐の広さがある。

座席個室13室ほか、全100席
対応接待・宴会・観光バス団体
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POINT05
アクセス・立地 · 近江八幡市

JR近江八幡駅北口から徒歩2〜3分、駐車場完備のアクセス

店があるのは、JR琵琶湖線・近江八幡駅の北口から徒歩2〜3分の距離だ。近江鉄道の同駅からも同程度の距離で着けるため、電車で訪れる場合は迷うことが少ない。車で向かう場合は専用駐車場が用意されており、観光バスの駐車にも対応しているが、車高の低い車は案内される第二駐車場を使うことになる場合がある。営業時間はランチが11時30分から15時、ディナーが17時から21時で、定休日は日曜・月曜に加えて不定休が入ることもある。近江八幡は近江商人ゆかりの街として知られ、駅前から少し歩けば当時の面影を残す街並みに触れられるため、街歩きの前後に食事の時間を組み込みやすい。電話番号も公開されているので、団体での利用や個室の希望がある場合は、事前に連絡しておくと当日の案内がスムーズになる。近江牛のつゆしゃぶを目的地に据えて、街を歩く一日の計画を立てる価値がある立地だ。

アクセスJR近江八幡駅 北口から徒歩2〜3分
駐車場専用12台+観光バス対応
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編集部のひとこと
近江牛 日本料理 ひょうたんやは、近江八幡駅前で1949年からつゆしゃぶ一筋に向き合ってきた老舗。地元育ちの創業者が育てた近江牛への信頼が、畳の和室と丁寧な接客から今も伝わってくる。近江八幡で近江牛と聞いたら、まず名前が挙がってほしい一軒だ。
マチノワ編集部
編集後記末

最後に、歩き方。

JR近江八幡駅の改札を出て、北口から2〜3分歩けば、もうひょうたんやの看板が見えてくる。一人で立ち寄るなら、ランチタイムのつゆしゃぶで近江牛の実力を確かめるのに向いており、6,000円台からの価格帯で満足度の高い一食になる。夫婦や友人同士のデート利用なら、ディナーで会席仕立てのコースを頼み、畳の個室でゆったり過ごす使い方が似合う。家族の集まりや接待、観光バスでの団体利用にも対応しており、個室13室・全100席という規模の大きさが、少人数から大人数まで受け止めてくれる。所要時間は単品中心なら1時間半ほど、会席コースを組むなら2時間前後を見込んでおくとよい。駐車場は専用12台のほか観光バス用のスペースも確保されているが、車高が低い車は第二駐車場の案内を受けることもあるため、来店時に確認しておきたい。定休日は日曜・月曜に加えて不定休もあるため、訪れる前に電話や公式サイトで最新の営業状況を確かめておくと確実だ。近江八幡駅を起点に街を歩く予定があるなら、食事の時間をこの店で区切っておくと、一日の動きが組み立てやすくなる。混雑しやすいランチの時間帯は、団体客と重なると案内までに時間がかかることもあるため、電話予約を済ませておくと当日の待ち時間を減らせる。

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