マチノワ · 2026年 春号
2026-08-22
CHARCOAL-GRILLED EEL YOKKAICHI

炭火の香りが
呼び込む、四日市の一軒。

三重県四日市市の別名地区は、霞ケ浦駅から徒歩9分という手頃な距離にありながら、市街地の喧騒から一歩引いた静かなエリアだ。このエリアに2026年3月、「炭火鰻のこうせい」がオープンした。国産のうなぎを選び抜き、一尾一尾に炭火の熱を通す、そうした本来のやり方を守り続ける専門店だ。炭を使った調理には、単なる調理方法以上の意味がある。火と向き合い、素材に向き合い、時間をかけてじっくりと焼き上げる。そのプロセスが、食べ手に伝わる。ここは、日々の食卓をちょっと上質にしてくれる一軒。

副題

炭焼うなぎ・四日市市・落ち着きの食卓

編集

マチノワ編集部

炭焼うなぎ・四日市市・落ち着きの食卓✦編集部厳選✦CHARCOAL-GRILLED EEL YOKKAICHI✦5 POINTS✦2026年 春号✦炭焼うなぎ・四日市市・落ち着きの食卓✦編集部厳選✦CHARCOAL-GRILLED EEL YOKKAICHI✦5 POINTS✦2026年 春号✦
NG-01みなとみらい、昼の海から…NG-02みなとみらい、雨でも濡れ…NG-03桜木町、夜の港を歩くデー…NG-04赤レンガ倉庫から始める、…NG-05大さん橋・山下公園・港の…NG-06馬車道から日本大通りへ、…NG-07関内・日本大通りを歩く。…NG-08山下公園から山手へ、海と…NG-09横浜中華街から港まで、食…NG-10元町から山手の坂を歩く。…NG-11横浜駅、雨の日は地下でつ…NG-12横浜駅、空いた時間を歩く…NG-13野毛、昭和の飲み屋街を歩…NG-14新横浜、新幹線待ちの数時…NG-15新横浜、ライブの前後を歩…NG-16鎌倉、小町通りから八幡宮…NG-17長谷・由比ヶ浜デート半日…NG-18江ノ島、夕陽を追いかける…NG-19鎌倉、雨の日を歩く。濡れ…NG-20川崎、雨でも傘がいらない…NG-21武蔵小杉、子連れで丸一日…NG-22たまプラーザからあざみ野…NG-23箱根湯本で過ごす温泉半日…NG-24小田原、城と海をつなぐ城…NG-25茅ヶ崎、海風をたどって歩…NG-26藤沢、江ノ電の起点をぶら…NG-27横須賀どぶ板通りから始め…NG-28三浦海岸から三崎港へ、海…NG-29港北ニュータウンで子ども…NG-30横浜、初デートの半日コー…NG-31浅草、雷門から川辺まで歩…NG-32上野公園、文化と自然を一…NG-33新宿、余った時間を歩く。…NG-34渋谷から表参道へ、半日デ…NG-36スカイツリー押上・向島 …NG-37銀座から丸の内へ、二人で…NG-38六本木・港区、夜景を上か…NG-39池袋、雨でも一日つぶせる…NG-40東京、雨だからこそ屋内文…NG-41東京、子連れで外さない屋…NG-42東京、初デートの半日コー…NG-43恵比寿・代官山、午後から…NG-44中目黒、目黒川を上流へ歩…NG-45吉祥寺を一日歩く。井の頭…NG-66裏原宿で外さない古着とス…NG-71銀座を歩く、無料の画廊と…NG-75渋谷の週末ブランチ半日コ…NG-76新宿御苑を歩く。緑の中で…NG-77六本木アートトライアング…NG-78丸の内、目利きが選ぶ建築…NG-79表参道、ブランチを歩く朝…NG-80中目黒、朝の目黒川を歩く…NG-81自由が丘、甘い路地を歩く…NG-88豊洲、市場の朝とアートの…NG-90八王子を歩く、玉ねぎラー…NG-102神奈川を週末で歩く。横浜…KS-01梅田から中之島へ、夜景を…KS-02嵐山、渡月橋から竹林を抜…KS-03神戸ハーバーランド、子連…KS-04祇園から清水寺へ、京都デ…CB-01名古屋・栄から大須へ、タ…KS-05難波から道頓堀へ、食い倒…KS-06新世界・通天閣 下町半日…KS-07天王寺・あべの、子どもと…KS-08大阪城公園を歩く。天守閣…KS-09天保山・海遊館 子連れ半…KS-10万博記念公園、子連れで過…KS-11伏見稲荷を歩く。千本鳥居…KS-12きぬかけの路、名刹をつな…KS-13河原町から先斗町へ、鴨川…KS-14宇治、茶の香りを歩く。平…KS-15北野異人館、坂を上って洋…KS-16三宮から南京町、食べて歩…KS-17有馬温泉、湯けむりの坂を…KS-18奈良公園、大仏と鹿のあい…KS-19猿沢池からならまちを歩く…CB-02名駅から則武へ、ものづく…CB-03熱田神宮から水辺へ、半日…CB-04名古屋港、海を見せに行く…CB-05熱海、海へ下る湯けむりの…KY-01天神で立ち寄りたい、地下…KY-02中洲・川端、夕暮れから屋…KY-03大濠公園で過ごす子連れ半…KY-04太宰府、参道から山あいの…KY-05鹿児島・天文館&桜島、火…HK-01札幌の中心を歩く朝さんぽ…HK-02すすきの、灯りを継いで歩…HK-03小樽運河から堺町通りへ、…CG-01広島・平和記念公園、慰霊…CG-02宮島、潮と原始林を歩く。…KT-01川越、蔵の町を歩くさんぽ…G8-01百舌鳥古墳群・大仙公園 …G8-02天神橋筋商店街で立ち寄り…G8-03住吉大社を歩く。反橋から…G8-04銀閣寺から哲学の道を歩く…G8-05二条城・京都御所 半日モ…G8-06姫路城 半日モデルコース…G8-07宝塚で立ち寄りたい花のみ…G8-08城崎温泉、外湯めぐりの夜…G8-09大津、琵琶湖の水辺をたど…G8-10近江八幡・八幡堀を歩く。…G8-11和歌山城・城下半日モデル…G8-12白浜、海の絶景をめぐる。…G8-13名古屋城・本丸御殿 半日…G8-14有松を歩く。絞りの町並み…G8-15三保松原から清水を歩く。…G8-16駿府城・静岡中心 半日モ…G8-17糸島、海とカフェの一日。…G8-18柳川を歩く。掘割の川下り…G8-19函館・元町と夜景 半日モ…G8-20旭川で子連れに立ち寄りた…G8-21尾道を歩く。坂と路地、千…G8-22伊香保温泉、石段街の坂を…G8-23秩父、自然と古社をめぐる…G8-24谷根千を歩く。谷中・根津…G9-01高尾山を歩く。薬王院から…G9-02柴又を歩く。帝釈天の参道…G9-03国営昭和記念公園で一日。…G9-04門前仲町・深川を歩く。八…G9-05箕面大滝へ。紅葉の渓谷を…G9-06四天王寺を歩く。日本仏法…G9-07鞍馬から貴船へ。叡電で抜…G9-08大原・三千院を歩く。苔の…G9-09西宮で立ち寄りたい。甲子…G9-10摩耶山・六甲の夜景。掬星…G9-11斑鳩・法隆寺 半日モデル…G9-12吉野山を歩く。蔵王堂と桜…G9-13犬山城・城下町 半日モデ…G9-14常滑やきもの散歩道を歩く…G9-15浜松・浜名湖で立ち寄りた…G9-16修善寺温泉。竹林の小径と…G9-17小倉城・城下 半日モデル…G9-18宗像大社を歩く。海の正倉…G9-19富良野・美瑛。花畑の丘と…G9-20登別温泉。地獄谷と湯けむ…G9-21鞆の浦を歩く。常夜燈と対…G9-22高野山 半日モデルコース…G9-23比叡山延暦寺を歩く。根本…G9-24富岡製糸場 半日モデルコ…G10-01東寺 半日モデルコース。…G10-02醍醐寺を歩く。五重塔と三…G10-03上賀茂・下鴨を歩く。糺の…G10-04談山神社を歩く。多武峰の…G10-06竹田城跡。天空の城と雲海…G10-07淡路島。明石海峡大橋と花…G10-08びわ湖テラス。山上から望…G10-09紀三井寺と和歌浦を歩く。…G10-10香嵐渓。待月橋ともみじの…G10-11岡崎城 半日モデルコース…G10-12富士宮を歩く。浅間大社の…G10-13大井川・寸又峡。SLと夢…G10-14洞爺湖。火山と湖の絶景め…G10-15知床。世界自然遺産の原生…G10-16霧島神宮を歩く。朱の社殿…SC-01名古屋と愛知県内の接待・…SC-02大阪府の接待・会食、個室…SC-03静岡県の接待・会食に、個…SC-04三重の宴会、座敷・個室・…SC-05名古屋・愛知で宴会・大人…SC-06静岡県の宴会・大人数、座…SC-07個室で食事する、名古屋と…SC-08大阪の個室で食事 個室の…SC-09個室で食事する静岡県の4…SC-10太田市のランチ3軒、蕎麦…SC-11広島のランチ、昼の終わる…SC-12京都のランチ、昼の営業が…SC-13伊勢市のランチ4軒、休み…SC-14長野県のランチ、昼に開く…SC-15名古屋のランチ、東区・中…SC-16大阪のランチ6軒、平日だ…SC-17埼玉のランチ、曜日と営業…SC-18静岡県のランチ6軒 三島…SC-19八王子市のランチ、昼の開…SC-20山口県のランチ、昼の閉ま…SC-21神戸・兵庫の深夜営業6軒…SC-22名古屋・愛知の深夜営業5…SC-23大阪の深夜営業6軒、閉店…SC-24東京の深夜営業、閉店0:…
POINT5

炭焼うなぎ・四日市市・落ち着きの食卓。

編集部が選んだ5つのポイントを順にご紹介します。三重県四日市市の別名地区は、霞ケ浦駅から徒歩9分という手頃な距離にありながら、市街地の喧騒から一歩引いた静かなエリアだ。このエリアに2026年3月、「炭火鰻のこうせい」がオープンした。国産のうなぎを選び抜き、一尾一尾に炭火の熱を通す、そうした本来のやり方を守り続ける専門店だ。炭を使った調理には、単なる調理方法以上の意味がある。火と向き合い、素材に向き合い、時間をかけてじっくりと焼き上げる。そのプロセスが、食べ手に伝わる。ここは、日々の食卓をちょっと上質にしてくれる一軒。

POINT01
うなぎ料理・調理技法 · 四日市市別名

炭焼きの本質──火と素材の対話

炭火鰻のこうせいの核にあるのは、炭焼きという調理方法への確かな信念だ。単に「炭で焼く」のではなく、素材と火との対話の中で、その時々の最適な火加減を見極めていく作業がある。国産うなぎの身質は、季節、産地、個体によって異なる。それぞれの身に対して、どの強さで、どの時間、どう向き合うかが、最終的な仕上がりを左右する。店内に炭の香りが立ち込めるのは、単なる香り付けではなく、その調理プロセスの証だ。訪れた客は、その香りを吸い込むだけで、ここが「ちゃんとした仕事をしている店」だと理解できる。やたらと複雑な技術ではなく、潔いくらいシンプルな仕事振りが、むしろ信頼感を生む。一尾一尾、丁寧に焼き上げられたうなぎを口に入れると、外側の香ばしさと内側のふっくら感のバランスが明らかに違う。それは、スーパーの既製品とも、適当な店の仕上がりとも異なる。この差が、何度も訪れたくなる理由になる。炭という古い素材を選ぶこと自体が、この店が何を大事にしているのかを物語っている。

素材国産うなぎ・炭焼き
特徴一尾一尾の焼き上げ・炭火調理
Google マップで開く ↗
POINT02
メニュー・コース · 四日市市

うなぎの個性を引き出すメニュー構成

店のメニューは、うなぎの本質を食べ手に示すために設計されている。うな重は3200円からの価格帯で、複数グレードが用意されている。これは「いちばん高いのを頼まなくても、この店の実力は体感できる」というメッセージだ。また、単品メニューも豊富で、肝(490円)、うまき、とろふ(580円)といった部位を選んで試すことができる。こうした選択肢があるからこそ、一人客でも気軽に立ち寄れるし、家族連れでも「今日は何を食べたいか」を店員に相談しながら決められる。実際、食べログのコメントにも「鰻が苦手な家族がいても、天ぷらやエビフライといった他のメニューがあるので一緒に来やすい」という評価が寄せられている。単一業態ではなく、訪れる人の好みや背景に対応する柔軟性が、この店の品格を示している。初訪問なら、迷わずうな重の手ごろなグレードを試すのが良い。火加減の技術が最も明確に伝わる調理法だからだ。二度目以降は、肝やとろふといった部位で、うなぎの多面性を味わっていく。そうした段階を踏む喜びも、この店にはある。

料金うな重3200~5500円・単品490~580円
提供うなぎ・部位料理・定食類
Google マップで開く ↗
POINT03
空間・インテリア · 四日市市

配置と雰囲気──テーブル席だけが生む親密さ

この店の座席配置は、とても意図的だ。2名掛けのテーブルが6卓、4名掛けのテーブルが3卓という配置である。カウンター席やオープンキッチンではなく、テーブル席のみという決定は、「調理の様子を見たい」という食べ手の欲求よりも、「落ち着いて食事できる空間」を優先する判断を表している。また、オープンして間もない店とは思えないほど、店内の雰囲気が落ち着いている。うなぎ屋という業態が元々持つ「ちょっと特別な日」感に、新しい店の緊張感が加わるのではなく、むしろ落ち着きと信頼感が先立つのは珍しい。全席禁煙、駐車場完備といった設備面の充実も、家族連れや一人客の心理的なハードルを下げている。デート、家族での食事、気心知れた友人との小人数での利用──どのシーンでも、この空間なら「いつもより少し上質な時間」を過ごせるという確信を持てる。

座席テーブル席のみ(2名×6卓、4名×3卓)
環境全席禁煙・駐車場あり
Google マップで開く ↗
POINT04
営業情報・アクセス · 四日市市

営業時間と予約──日常に溶け込む使い方

営業時間は11時から14時半(ラストオーダー14時)と、17時から20時半(ラストオーダー20時)。昼間に立ち寄るランチ利用と、夜間のディナー利用の両方に対応している。この時間帯設定は、「会社帰りにちょっと立ち寄る」という需要も、「週末のランチを上質に過ごしたい」という需要も、両方を見据えている。予約については、公式的には「予約不可」とされているが、事前に電話連絡をすれば、席の準備に応じてくれることもある。つまり、飛び込み客も大歓迎だが、混雑時に確実に座りたい場合は、スタッフに相談の余地があるということだ。こうした柔軟性が、新しい店の対応力を示している。営業時間は各時間帯の繁忙期・閑散期を踏まえて設計されており、店も食べ手もストレスの少ない運営を志向していることが伝わる。昼と夜の両方に顔を出して、その時間帯のペースや雰囲気を感じるのも、この店の楽しみ方の一つだ。

営業11:00-14:30、17:00-20:30(ラストオーダー各14:00/20:00)
予約基本的に受け付けず。事前電話相談で対応の場合あり
Google マップで開く ↗
POINT05
アクセス・街歩き · 四日市市別名

霞ケ浦駅から徒歩9分──別名という立地の価値

霞ケ浦駅からの距離は徒歩9分。四日市市の中でも交通面で恵まれた立地だ。別名というエリア名は、初めて訪れる人には聞き慣れないかもしれないが、この地区自体は静かで整備された住宅地だ。駅から店へ向かう道中、新しく生まれ変わった街並みを感じながら歩くのも一つの楽しみ。店の周辺にはコンビニも複数あり、食事の前後に立ち寄ることもできる。ランチの時間帯に利用する場合、近くで働く人のリピート客が多いのも頷ける距離感だ。また、この位置関係だからこそ、駅から車で5分という手軽さもあり、公共交通・自動車どちらの利用でも来やすい。一人で立ち寄る場合も、グループで訪れる場合も、「行こう」という決心がしやすい立地条件に恵まれている。四日市市の中で、うなぎを食べたいという気持ちが生まれたなら、霞ケ浦駅周辺でこの店を思い出す。その距離感と認知度は、来店のしやすさを左右する立地条件だ。公開前に、店舗情報は公式SNSなどで最新の営業情報をご確認ください。

アクセス霞ケ浦駅から徒歩9分・別名地区
駐車場完備
Google マップで開く ↗
編集部のひとこと
炭火鰻のこうせいは、三重県四日市市でうなぎを食べるなら、まず名前が浮かぶ一軒だ。オープンして間もないからこそ、素材への向き合い方、調理技術への信念が、そのまま店の個性として伝わってくる。静かなテーブル席で、炭の香りに包まれながら、一尾のうなぎと向き合う時間。それが、この店が提供する体験だ。
マチノワ編集部
編集後記末

最後に、歩き方。

霞ケ浦駅から北西へ徒歩9分、別名の交差点を目印に歩を進めると、この店に到着する。予約は受け付けていないので、営業時間内に立ち寄るのが基本だが、事前に電話で席の状況を確認することもできる。11時から14時半のランチ時間帯に訪れるなら、会社の同僚と或いは家族と、ちょっと上質なランチを過ごすのに最適だ。17時から20時半のディナーなら、一人で静かに過ごすのも、大切な人とゆっくり食事するのも、どちらの使い方も許す雰囲気がある。うなぎ初心者なら、スタッフに「火加減が明確に伝わるメニューを」と相談すると良い。肝やとろふといった部位ものは、二度目以降のステップアップメニューとして試すのが流れ。一人では試しづらいメニューも、グループなら複数個注文してシェアできる。そうしたやり方で、少しずつこの店の全貌を知っていく。メニューや価格、営業時間は変わることもあるため、来店前に公式情報での確認を。駐車場も完備されているので、車での利用も気軽だ。

関連記事

次に読む、街ガイド。