和牛ユッケと十六代目真っ赤卵、看板料理の核
看板は和牛モモのユッケと「十六代目真っ赤卵」だ。黄身の色が濃いのが特徴の卵で、ユッケや肉料理にからめる卵黄として使われている。店主はもともとそば屋を営んでいた経歴を持ち、長野県産の「黒富士」という蕎麦粉を使った手打ちそばも用意している。居酒屋として飲んだあと、締めに一枚のそばで終えられる構成は、この店ならではの流れだ。牛豚の赤もつを煮込んだ一皿やタンシチューといった煮込み料理も名を連ねており、酒の肴として楽しめる一皿から、食事として満足できる一皿まで幅がある。和牛と卵、そばという異なる系統の看板を一軒で揃えているのは珍しく、どれを目当てに来た客も満足しやすい構成だ。メニューの内容は仕入れや時期によって変わることがあるため、お目当ての料理がある場合は訪問前に電話や予約サイトで確認しておくと安心だ。