阪神本線・杭瀬駅から徒歩1分。商店街の一角に黄色い外観で構える「寅吉」は、地元客に長年愛されてきた下町の居酒屋です。店内には阪神タイガース関連のグッズや縁起物が所狭しと飾られ、暖簾をくぐった瞬間から地域の生活感と歴史が伝わってきます。常連客と女将さんが交わす軽快なやり取りも、この店の名物のひとつです。

看板メニューは豚串や餃子、鶏皮餃子など、手頃な価格で楽しめる酒場の定番。アジフライやおでんといった季節を感じる一品もそろい、ちょい飲みから腰を据えた一杯まで幅広く対応します。価格設定が良心的で、ふらりと立ち寄って気軽に注文できるラインアップが、長年通う常連を生み出してきました。

朝9時頃から暖簾を出し、昼酒や仕事帰りの一杯に応える懐の深さも特徴です。杭瀬商店街の散策途中に立ち寄る人、阪神電車を降りてそのまま暖簾をくぐる人など、訪れる客層もさまざま。尼崎の下町文化と阪神沿線らしい人情味を一度に味わえる、地域に根づいた一軒です。