お稲荷さんのお隣プリン、三段階で変わる甘さ
OyatsuBox Piyoの看板は、「お稲荷さんのお隣プリン」と名付けられた一品だ。厳選した卵と牛乳、生クリームを使い、店舗でひとつひとつ丁寧に仕込んでいる。食べ方には順番があり、まずはそのまま素材の甘さを確かめ、次にカラメルソースをかけて味の輪郭を変え、最後は熊本県産のロザリオ塩をひとつまみのせて甘さの感じ方を締めくくる。ひと皿で三度、違う表情に出会えるのが、この店のプリンが単なるデザートで終わらない理由だ。塩を最後に添える構成は、甘みを引き算するためではなく、むしろ甘さの輪郭をくっきりさせるための一手になっている。定番のノーマルプリンのほか、抹茶プリンなど季節や仕入れによって変わる限定の味も登場し、通うたびに違う一皿に出会える仕掛けにもなっている。プリン単体でも、モーニングやランチの締めくくりとして頼んでも成立する、店の軸になる存在だ。