マチノワ · 2026年 春号
2026-08-13
MENRIN MATSUSAKA

松阪「こむぎむら」に開いた麺専門店。
MENRINが届ける利尻昆布のらぁ麺と昆布水つけ麺

松阪市中道町の国道沿いに、複数の飲食テナントが集まるフードパーク「こむぎむら」がある。その9号地に2025年4月、麺の専門店MENRINが開いた。北海道産の利尻昆布と鹿児島県産鰹節で引いた出汁を軸にしたらぁ麺と、昆布水に浸した麺をつけて食べる「特製昆布水つけ麺」の2本が看板で、いずれも自家製の吊るし焼窯焼豚と低温調理の鶏チャーシューを組み合わせた仕様だ。清潔感のある空間づくりに力を入れており、女性スタッフが中心となって運営する体制が、ひとりで来店しやすい雰囲気を作っている。最寄りのJR六軒駅から歩いて8分ほどの位置にありながら、昼から夜まで通して営業するこの一軒は、松阪市内から日中の食事先として選ばれる機会が増えている。松阪牛が名物のこの街で、麺を求めてフードパークへ足を運ぶ流れもまた、日常の食として確かに根付きつつある。

副題

ラーメン・つけ麺 / 三重県松阪市 / ランチ・ディナー

編集

マチノワ編集部

ラーメン・つけ麺 / 三重県松阪市 / ランチ・ディナー✦編集部厳選✦MENRIN MATSUSAKA✦5 POINTS✦2026年 春号✦ラーメン・つけ麺 / 三重県松阪市 / ランチ・ディナー✦編集部厳選✦MENRIN MATSUSAKA✦5 POINTS✦2026年 春号✦
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POINT5

ラーメン・つけ麺。

編集部が選んだ5つのポイントを順にご紹介します。松阪市中道町の国道沿いに、複数の飲食テナントが集まるフードパーク「こむぎむら」がある。その9号地に2025年4月、麺の専門店MENRINが開いた。北海道産の利尻昆布と鹿児島県産鰹節で引いた出汁を軸にしたらぁ麺と、昆布水に浸した麺をつけて食べる「特製昆布水つけ麺」の2本が看板で、いずれも自家製の吊るし焼窯焼豚と低温調理の鶏チャーシューを組み合わせた仕様だ。清潔感のある空間づくりに力を入れており、女性スタッフが中心となって運営する体制が、ひとりで来店しやすい雰囲気を作っている。最寄りのJR六軒駅から歩いて8分ほどの位置にありながら、昼から夜まで通して営業するこの一軒は、松阪市内から日中の食事先として選ばれる機会が増えている。松阪牛が名物のこの街で、麺を求めてフードパークへ足を運ぶ流れもまた、日常の食として確かに根付きつつある。

POINT01
ラーメン・出汁 · 三重県松阪市

利尻昆布と鹿児島鰹節が作る、らぁ麺のスープ

MENRINのらぁ麺の基本は「特製鶏塩らぁ麺」と「特製鶏醤油らぁ麺」の2種で、いずれも1,250円。公式サイトには北海道産の利尻昆布と鹿児島県産鰹節を使った出汁が仕込まれていると明記されており、店が「味、温度、盛り付け、提供時間すべてに徹底的にこだわった」と標榜するスープの源泉がここにある。利尻昆布は産地の中でも上品なうま味を持つとされる素材で、その昆布と鰹の組み合わせが鶏をベースにしたスープを支えている。トッピングには自家製の吊るし焼窯焼豚と真空低温調理鶏チャーシューの2種が使われており、焼き方と火入れが異なる2種の肉の食感が一杯の中に変化をもたらす。塩と醤油という2本立ては、同じ出汁をベースにしながらも異なる方向性の味わいを示しており、どちらが口に合うかは実際に飲んでみるまでわからない。開業から1年以上が経ち、平日昼でも満席になることがあるとの来訪者の声が残っており、安定した人気がうかがえる。今後もらぁ麺の軸を保ちながら変化があるかどうかは、定期的に公式情報を確認するとわかる。

価格特製鶏塩らぁ麺・特製鶏醤油らぁ麺 各1,250円
出汁素材北海道産利尻昆布・鹿児島県産鰹節
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POINT02
つけ麺・昆布水 · 三重県松阪市

昆布水につけた麺を楽しむ、特製昆布水つけ麺

MENRINのもう一本の看板が「特製昆布水つけ麺」だ。塩・醤油の2種で展開され、価格はそれぞれ1,350円。昆布水つけ麺とは、昆布でとった冷水に麺を浸した状態で提供し、濃度の高いつけ汁と合わせながら食べるスタイルで、近年一部のラーメン店が取り入れている食べ方だ。三重県内ではまだ珍しいメニューとして注目されている。麺は全粒粉入りの中細平打ち麺が使われており、昆布水の冷たい温度帯でも麺の存在感が出るように仕上げられている。トッピングはらぁ麺と同様に吊るし焼窯焼豚と低温調理鶏チャーシューの2種で、つけ汁との絡み方で楽しめる。最初の来訪でらぁ麺を選び、次の来訪で昆布水つけ麺に切り替えるというリピートの動線を、この2本立ての構成が自然に作り出している。塩か醤油か、らぁ麺か昆布水つけ麺かという2軸の選択肢が重なることで、同じ店に何度来ても試していないメニューが残る設計になっている。メニューや価格は時期で動くことがあるので、訪れる前に公式SNSか電話で確認しておくと確実だ。

価格特製昆布水つけ麺(塩・醤油)各1,350円
麺全粒粉入り中細平打ち麺
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POINT03
メニュー・価格 · 三重県松阪市

ご飯もの2種を加えたコンパクトなメニュー構成

MENRINのメニューは麺4種とご飯もの2種でまとめられている。麺は「特製鶏塩らぁ麺」「特製鶏醤油らぁ麺」(各1,250円)と「特製昆布水つけ麺 塩」「特製昆布水つけ麺 醤油」(各1,350円)の計4種。ご飯ものは「炙りチャーシューマヨ飯」(300円)と「卵黄のせ焼豚飯」(450円)の2種で、麺との組み合わせで一食を完成させる構成だ。メニュー数を絞ることで注文時の迷いを最小限に抑え、厨房の仕事の精度を上げる設計は、近年の専門店に見られる傾向のひとつで、MENRINでも品数の少なさがそのスタンスを示している。炙りチャーシューを使った飯ものは、らぁ麺のトッピングと素材がつながっており、一食の中での一貫性を感じられる。注文は券売機方式で、入店後にチケットを購入してから席に着く流れだ。メニューが4種+2種と絞られているため、券売機の前で長く迷う必要がなく、動線がシンプルに保たれている。ご飯ものを追加するかどうかは当日の空腹感で判断すればいい。価格は変更されることがあるため、最新情報は公式サイトやSNSで確かめておくことを勧める。

麺類らぁ麺2種(各1,250円)・昆布水つけ麺2種(各1,350円)
ご飯もの炙りチャーシューマヨ飯300円・卵黄のせ焼豚飯450円
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POINT04
空間・雰囲気 · 三重県松阪市

女性スタッフが整える、清潔感のある店内空間

MENRINは「清潔感のあるお洒落な空間創り」を公式サイトで方針として明示しており、女性スタッフが中心となって運営されている。ラーメン店には薄暗い照明とカウンターだけで構成される業態も多いが、この店の来訪者の感想を見ると、そうした雰囲気とは異なる印象を受ける旨が書かれていることが多い。席の構成はカウンター12席と4人掛けテーブル2卓で、ひとりでも複数人でも収まる規模だ。カウンター席はひとり来店に対応しやすく、テーブル席はふたり以上での来訪に向く。公式サイトには「味、温度、盛り付け、提供時間すべてに徹底的にこだわった」とある点は、食事の時間全体を整えようとする姿勢を示している。ラーメン店にありがちな「素早く食べて素早く出る」雰囲気とは一線を置いており、食事として向き合える場所として機能するよう設計されている。ひとりでランチの場所を探しているとき、カウンター12席のある構成は選択肢に入りやすい。席数・構成については変更される可能性があるため、来店前に最新情報を確認しておくと安心だ。

席数カウンター12席・テーブル4人掛け2卓
特徴女性スタッフ中心、清潔感重視の空間づくり
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POINT05
アクセス・立地 · 三重県松阪市

六軒駅から歩けるフードパーク、松阪市中道町の立地

住所は三重県松阪市中道町530-4で、フードパーク「こむぎむら」の9号地に入居している。最寄りはJR参宮線・名松線の六軒駅で、そこから約600m・徒歩8分前後の距離になる。松阪市の中心部にあたるJR松阪駅からは車で10分程度の場所で、市内のどのエリアからでもアクセスしやすい立地だ。フードパーク「こむぎむら」は複数のテナントが集まる敷地で、駐車場が整っており、車での来訪に不便はない。六軒駅から歩く場合は住宅街を抜ける道順になるため、初めてであれば地図アプリで事前に道順を確認しておくと迷いにくい。松阪牛の食事や松阪城跡などを目的に松阪市へ来る観光の動線とは少し外れる位置だが、昼に市内を車で動く予定があれば動線に組み込みやすい距離感だ。営業時間は11時から21時(ラストオーダー20:45)で、公式サイトには無休と記載されている。ただし内容は変更される場合があるため、事前に公式サイト(menrin.com)またはInstagram(@menrin2025418)で確かめておくと確実だ。

住所三重県松阪市中道町530-4 フードパークこむぎむら9号地
アクセスJR六軒駅から約600m(徒歩約8分)、駐車場あり
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編集部のひとこと
2025年4月に松阪市のフードパークに開いた麺の専門店。北海道産利尻昆布と鹿児島産鰹節の出汁を軸に、らぁ麺と昆布水つけ麺の2スタイルを揃える。清潔感のある空間でひとりでも食事として向き合える、この街の新顔です。
マチノワ編集部
編集後記末

最後に、歩き方。

六軒駅を降りてMENRINへ向かうなら、8分ほどの住宅街を抜けてフードパーク「こむぎむら」にたどり着く道中が、この一食の助走になる。平日昼でも満席になることがある店で、確実に座るには開店の11時に合わせて動くか、昼のピークを外した14時以降を狙うのが現実的だ。車で向かう場合は駐車場が完備されているため、駐車の心配は少ない。注文は入ってすぐの券売機で行う。何を頼むかは入る前に決めておくとスムーズだ。らぁ麺(1,250円〜)とつけ麺(1,350円〜)のどちらにするかは、その日の気分と体温で選べばいい。冷たい昆布水の食感を体験してみたい日は昆布水つけ麺を、熱いスープと一緒に麺を楽しみたい日はらぁ麺が向く。塩か醤油かの選択は、着席してからゆっくり考えても間に合う。ご飯ものを追加するなら、炙りチャーシューマヨ飯(300円)か卵黄のせ焼豚飯(450円)を券売機で一緒に購入しておけば、あとは流れに乗るだけだ。カウンター12席があるためひとりでも気兼ねなく座れる。食事として落ち着ける空間で、1,250円台から本格的な一杯にたどり着ける店として、松阪のランチ候補に加えておきたい。営業時間・定休日・価格は変更されることがある。来店前に公式サイト(menrin.com)またはInstagram(@menrin2025418)で最新情報を確認してから動くことを勧める。

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