パスタとピザ。イタリアン初心者も常連も選べるメニュー構成
Dolce&Cucina Angeloの品書きは、パスタとピザで構成されている。この二つは、イタリアンの基本だ。重要なのは、店がこの二つに限定することで、何を守っているのかということだ。 パスタとピザだけに絞ることで、それぞれの仕上がりの水準を保つことができる。一つの厨房で扱う品目が少なければ、各料理に向き合う手間も深くなる。創作イタリアンの形で十種類以上のメニュー構成を持つ店も多いが、この店は異なる選択をしている。提供する品の幅よりも、ひとつひとつの仕上がりの安定性を優先する方針が見て取れる。 ランチタイムであれば、パスタセットとピザセットの選択肢から始まる。一人でも二人でも、予算と気分で迷わずに選べるシンプルさだ。予約時間帯によってメニューが変わることがあるため、来店前に最新情報を確認しておくのがいい。ディナータイムは、パスタ単品、ピザ単品、セットの組み立てが可能になる。どちらにせよ、提供される料理の軸足は動かない。素材を活かしたイタリアンの作り手の意思が、メニュー構成に現れている。