四万十豚の上ロースとんかつと、添えられる三種のソース
この店の中心にあるのは、四万十豚の上ロースとんかつだ。高知県西部を流れる四万十川の名を冠したブランド豚を、洋食屋の手でカツに仕立てる。帯屋町で営業していた頃、地元メディアが揃って一番手に挙げていたのがこの一皿だった。出し方に特徴がある。揚がったカツに、ソースが三種類添えられるのだ。オリジナルの特製トンカツソース、りんごと玉ねぎのソース、そして山椒塩。味を一つに決めてしまわず、一枚のカツを三通りに食べ分けさせる構成になっている。濃い味から入って、果実と野菜の甘みに移り、最後は塩で肉そのものを確かめる——その順番を自分で決められるところが、この皿の面白さだ。セットにはご飯、味噌汁、漬物、サラダが付く。2024年4月からは、とんかつ定食が1,980円という形で始まった。ここまではいずれも帯屋町時代に確認されている内容で、2026年5月に新京橋商店街へ移って BISTRO JOIN となってからの品書きは、店の Instagram(@bistro_join)で告知されている。カツ目当てで向かうなら、当日の投稿を一度のぞいてから出るといい。