屋号が飯を先に置いている。昼三時間・夜五時間半という二部制の時間割
この店を読み解く最初の手がかりは、屋号そのものにある。飯&酒 シュビラバ。飯が先で、酒が後ろだ。Googleマップ上では居酒屋に分類されているが、掲げられている営業時間は十一時五十分から十四時、そして十六時三十分から二十二時。昼が三時間弱、夜が五時間半、あいだに二時間半の中休みが入る。夜だけを開ける店なら、こういう時間割にはならない。昼の帯をわざわざ持つということは、その時間に来る人を勘定に入れているということだ。注目したいのは開店時刻で、十二時ちょうどではなく十一時五十分になっている。昼休みが十二時に始まる働き方をしている人にとって、この十分の差は小さくない。職場を出て店に着いたときには、もう席についていられる。逆に夜は十六時三十分から。仕事を早めに切り上げた日、まだ外が明るいうちから一杯を始められる。飯の店として使うか、酒の店として使うか——同じ屋号の下で、その選択が一日に二回用意されている。掲載されている時間は変わることがあるため、出かける前に電話で確かめておくと確実だ。