マチノワ · 2026年 春号
2026-09-17
AKARENGA KANI

可児市広見の赤れんが、手ごねハンバーグと定食で紡ぐ一日

可児市役所から南へ数百メートル、新可児駅と可児駅のちょうど中間にあたる広見三丁目に、赤レンガ色の看板を掲げた一軒がある。屋号のとおり外壁はレンガ調で仕上げられ、黄色いオーニングと黒い格子ガラスの扉が通りに面して並ぶため、歩いていても一目でそれと分かるたたずまいだ。分類上は喫茶店だが、実際の中身は手ごねハンバーグを軸にした洋食店で、鉄板イタリアンスパゲッティーやロースカツ定食、日替わりの定食までメニューは幅広い。カフェとしてだけでなく、居酒屋や仕出し・弁当の受け皿としても使われており、モーニングから昼、夜まで営業時間を分けて開けている。住宅と商店が混じり合う広見の一角で、平日の朝から夜まで灯りがともり続けるこの店の様子は、広見という住宅地の日常を映す鏡でもある。米は地元の契約農家から仕入れ、鶏肉・豚肉は岐阜県産、ソースも手作りするという店の姿勢を、実際に暖簾をくぐって確かめてみたい。

副題

洋食・ハンバーグ / 岐阜県可児市 / モーニング・ランチ・ディナー

編集

マチノワ編集部

洋食・ハンバーグ / 岐阜県可児市 / モーニング・ランチ・ディナー✦編集部厳選✦AKARENGA KANI✦5 POINTS✦2026年 春号✦洋食・ハンバーグ / 岐阜県可児市 / モーニング・ランチ・ディナー✦編集部厳選✦AKARENGA KANI✦5 POINTS✦2026年 春号✦
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POINT5

洋食・ハンバーグ。

編集部が選んだ5つのポイントを順にご紹介します。可児市役所から南へ数百メートル、新可児駅と可児駅のちょうど中間にあたる広見三丁目に、赤レンガ色の看板を掲げた一軒がある。屋号のとおり外壁はレンガ調で仕上げられ、黄色いオーニングと黒い格子ガラスの扉が通りに面して並ぶため、歩いていても一目でそれと分かるたたずまいだ。分類上は喫茶店だが、実際の中身は手ごねハンバーグを軸にした洋食店で、鉄板イタリアンスパゲッティーやロースカツ定食、日替わりの定食までメニューは幅広い。カフェとしてだけでなく、居酒屋や仕出し・弁当の受け皿としても使われており、モーニングから昼、夜まで営業時間を分けて開けている。住宅と商店が混じり合う広見の一角で、平日の朝から夜まで灯りがともり続けるこの店の様子は、広見という住宅地の日常を映す鏡でもある。米は地元の契約農家から仕入れ、鶏肉・豚肉は岐阜県産、ソースも手作りするという店の姿勢を、実際に暖簾をくぐって確かめてみたい。

POINT01
洋食・ハンバーグ · 可児市広見

合いびき肉と牛脂を自家配合する、手ごねハンバーグの軸

赤れんがの看板メニューは、合いびき肉と牛脂を自家配合してこねる手ごねハンバーグだ。アメリカンハンバーグ、デミグラスソースのハンバーグ、メキシカン仕立てのハンバーグと3種類を揃え、同じ生地でも味の方向性を変えて出す。素材の出どころも明確で、店頭に掲げられた「赤れんがのこだわり」という看板には、米は地元の契約農家から仕入れ、鶏肉・豚肉はすべて岐阜県産を使うとはっきり書かれている。ソースも既製品に頼らず、全て手作りだと同じ看板に明記されている。喫茶店という分類でくくられがちだが、実態は肉の配合から地元産の食材選びまで踏み込んだ洋食店であり、ハンバーグ目当てに何度も足を運ぶ常連がいても不思議はない一軒だ。定番のアメリカンハンバーグセットは、ランチ935円、ディナー1080円という価格帯で案内されており、昼も夜も同じ看板メニューを軸に据えられる。可児市広見でハンバーグと聞けば、まず名前が挙がる店だと考えていい。

看板メニュー手ごねハンバーグ(アメリカン/デミグラス/メキシカン)
食材岐阜県産の鶏肉・豚肉、地元契約農家の米
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POINT02
素材・仕込み · 可児市広見

パン粉2種ブレンドと白絞油、揚げ物にまで及ぶ手間

手ごねハンバーグを支えるのは、目に見えない仕込みの積み重ねだ。店頭の看板には、揚げ物に使うパン粉は生パン粉を2種類ブレンドし、揚げ油には「白絞油」を指定して使うとまで記されている。ハンバーグだけでなく、揚げ物メニューにまで素材と工程の指定が及んでいるところに、この店の細かさが表れている。ソースを手作りにする姿勢と合わせて考えると、メニュー全体をできるだけ手を抜かずに組み立てているのが分かる。パン粉の配合や揚げ油の種類という、注文する側からは見えにくい部分にまで手間をかけている店は、可児市内でもそう多くはないはずだ。カフェ・居酒屋・仕出し弁当という複数の業態を一つの厨房でまかなっていることを考えると、この細かさを保ち続けるのは簡単なことではないだろう。素材や工程を包み隠さず看板に書き出しているという姿勢そのものが、初めて訪れる客にとっての安心材料にもなっている。こうした細部の積み重ねが、外からは分かりにくい部分でこの店の輪郭を作っている。

パン粉生パン粉2種類をブレンド
揚げ油白絞油を使用
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POINT03
メニュー・価格 · 可児市広見

ハンバーグから定食まで、洋食と和の中間を行き来するメニュー

メニューの幅も赤れんがの特徴だ。看板の手ごねハンバーグに加えて、鉄板でジュウジュウと出てくるイタリアンスパゲッティー、焼きそば定食、ロースカツ定食など、洋食と定食の中間のようなラインナップが並ぶ。取材時には店頭に「海老フライ定食 大きな海老3尾使用 900円」「ポークのたまり焼き定食 800円」といった案内も掲示されており、こうした一品ものが入れ替わりながら並んでいる様子がうかがえた。ランチとディナーで価格帯を分けており、同じハンバーグでも時間帯によって選べる幅が変わってくる。何を食べるか一つに絞りきれない日でも、洋食・和定食どちらの気分にも対応できる懐の広さがある。カフェとしてのモーニングから、居酒屋利用の夜、仕出し・弁当の注文まで受け付けている点も、この店を一つのジャンルに収まらない食事処にしている。メニュー内容や価格は時期によって変わることがあるため、目当ての一品がある場合は来店前に電話で確認しておくと確実だ。

メニューハンバーグ・鉄板イタリアンスパゲッティー・定食各種
定休日水曜・日曜
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POINT04
空間・座席・雰囲気 · 可児市広見

レンガ調の壁とコミック本棚、くつろぎ重視の店内

店内はレンガ調の壁と木の家具でまとめられ、外観の赤レンガのイメージがそのまま内装にも続いている。テーブル席は間仕切りで緩やかに区切られており、隣の視線を気にせず落ち着いて過ごせる造りだ。壁際にはコミックを並べた本棚が置かれ、一人で長居したいときや、子ども連れで少し時間をつぶしたいときにも使いやすい。レンガ調の柱には写真やポスターが飾られ、長く地域に根を張ってきた雰囲気が伝わってくる。まったり系・語らい系・アットホーム系という言葉がしっくりくる空気で、家族での食事はもちろん、一人でモーニングやランチだけを目的に立ち寄るという使い方もしやすい。窓際には観葉植物も置かれており、通りに面した席は外の明るさを感じながら過ごせる。支払いはPayPayに対応しているが、クレジットカードは使えないため、現金かキャッシュレス決済かをあらかじめ準備しておくと会計がスムーズだ。

内装レンガ調の壁・間仕切り付きテーブル席
支払いPayPay対応(クレジットカード不可)
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POINT05
アクセス・立地 · 可児市広見

新可児駅・可児駅から徒歩20分、市役所そばの立地と駐車場8台

赤れんががあるのは、岐阜県可児市広見三丁目。可児市役所から南へ数百メートルの距離で、名鉄広見線の新可児駅、JR太多線の可児駅のどちらからも徒歩20分ほどかかる。駅から少し歩く立地だが、店の前には8台分の駐車場が用意されており、車での来店であれば迷うことは少ない。可児市役所での用事のついでに立ち寄る、あるいは市内を車で移動する途中に組み込むといった使い方がしやすい距離感だ。駅を挟んで新可児側からも可児側からも一定の距離があるため、電車で訪れる場合は徒歩か市内のバス・タクシーを組み合わせるのが現実的だろう。営業時間は月・火・木・金が9時から14時30分と18時から21時、土曜は9時から14時30分までで、水曜と日曜が定休日にあたる。周辺は路線バスも通っているため、車を持たない読者でもバス停から歩いて向かうという選択肢がある。モーニング・ランチ・ディナーで顔ぶれが変わる店だけに、訪れる時間帯はこの営業パターンを踏まえて前もって決めておきたい。

最寄り駅新可児駅・可児駅 徒歩20分程度
駐車場8台
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編集部のひとこと
赤れんがは、可児市役所そばの広見三丁目で赤レンガの看板を掲げ続ける洋食店。合いびき肉と牛脂を自家配合した手ごねハンバーグと、パン粉や揚げ油にまで手をかけた仕込みが、この店の輪郭を作っている。モーニングから夜の一杯まで使える懐の広さも含めて、可児でハンバーグと聞いたら、まず思い出しておきたい一軒だ。
マチノワ編集部
編集後記末

最後に、歩き方。

家族で訪れるか、一人でふらりと立ち寄るかで、赤れんがの過ごし方は変わってくる。子ども連れなら、コミックの並ぶ本棚がある落ち着いた空間で、定食をゆっくり食べさせられる。一人なら、テーブル席でモーニングやランチだけを目的に短時間で済ませることもできる。看板の手ごねハンバーグを試すなら、アメリカン・デミグラス・メキシカンの3種から選べるので、初回は好みに近いソースを、次回は違う味を頼んで食べ比べるという楽しみ方もできる。所要時間は定食一品なら30分前後、ハンバーグをじっくり味わうなら1時間ほど見ておくと余裕が持てる。予算は定食・ハンバーグとも1,000円前後に収まるものが多く、財布への負担は軽い。駐車場は8台分あるが、昼どきや土曜の営業時間帯は埋まることもあるため、車で向かう場合は時間に余裕を持ちたい。営業時間は水曜・日曜が定休日で、平日と土曜でも昼夜の営業区切りがあるため、営業時間や定休日、メニューの内容は変わることがある点も含めて、来店前に電話で最新の状況を確かめておくと安心だ。

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