無農薬・有機野菜とヨーロッパ野菜を軸にした、旬のメニュー
蔵カフェ・ぱぷりかが掲げるのは、無農薬・有機栽培の野菜とヨーロッパ野菜を中心に据えた、身体が喜ぶ旬のメニューだ。その時期に採れる野菜をどう食べさせるかという一点に軸足を置き、無農薬野菜とヨーロッパ野菜という食材そのものの個性を活かした料理を組み立てている。ヴィーガン対応のメニューも用意されており、肉や乳製品を控えたい人でも選べる余地があるのは、山あいの一軒としては珍しい構えといえる。看板料理のひとつがチリコンカンのプレートランチで、主菜に加えて手作りのデザートや、野菜を取り入れた子ども向けメニューも用意されている。家族の年齢層がばらばらでも、それぞれが無理なく食べられる皿を選べる懐の広さがある。伊那市の中でも高遠町という山間の集落で、こうした野菜料理を専門的に組み立てている店は多くない。観光で高遠を訪れたついでに立ち寄るというより、この店の野菜料理を目的に足を運ぶ価値がある一軒だ。