Woody Lunch という一皿。ハンバーグと大エビフライを一枚の皿で受け止める
店名を冠したWoody Lunchが、この一軒の看板になっている。価格は1,700円。白い角皿の上に、デミグラスをまとった手ごねハンバーグと、粗いパン粉の衣を立てた大きなエビフライが並ぶ。添えられるのはタルタルソースとレモン、そして葉物のサラダ。皿の外には白飯の茶碗、スープ、そして焼き野菜を盛った器が置かれる。ブロッコリー、じゃがいも、ズッキーニ——ディナーの各メニューにも付くというスキレットの焼き野菜だ。つまりこの一皿は、看板料理を一つに絞るのではなく、店が得意とするものを一度に卓へ並べる構成になっている。手ごねハンバーグは単品なら990円、大エビフライは1,320円で、それぞれ別々に頼むこともできる。だからWoody Lunchは、何を食べたいか決めきれずに来た人のための皿でもある。昔ながらの洋食を現代風にアレンジする、というのがこの店の掲げる方針だ。料理の名前は昔のまま、盛り付けと付け合わせの組み方で今の食卓に寄せる。この一皿を前にすると、その言い方の意味はだいたい伝わってくる。品書きや価格は時期で動くことがあるので、目当てがあるなら出かける前に確かめておきたい。