匂いの少ない厚切りラムと、秘伝のタレのジンギスカン
山麓園の中心にあるのは、七輪で焼く厚切りのジンギスカンだ。羊肉特有の匂いが気になる人でも食べやすいよう仕込まれたラム肉を使っており、初めてジンギスカンを口にする客にも選びやすい一皿になっている。味の決め手になるのは、野菜と果物をベースに作られた秘伝のタレで、肉にくぐらせるだけでなく、焼いた野菜と絡めても使える万能さが評判になっている。七輪の炭火でじっくり焼き上げるため、一皿が仕上がるまでの時間も含めて楽しむ料理だ。ビールとの相性を前提に組まれた味付けで、昼から一杯やりたい人にも向いている。焼き肉店のように次々と皿が運ばれてくるスタイルではなく、自分たちの七輪でペースを作りながら食べ進める、手を動かす食事になっているのが特徴だ。肉を焼く係とタレを配る係、火加減を見る係と自然に役割が分かれていくのも、七輪を囲む食事ならではの楽しさで、会話をしながら焼き上がりを待つ時間そのものがこの店の味わいの一部になっている。