国産A5ランクと大和肉鶏を、低温調理でじっくり仕上げる
店主は和食の世界で経験を重ねてきた料理人で、扱う肉は国産A5ランクの牛肉と大和肉鶏が軸になる。低温調理でじっくり火を入れることで、肉の水分と食感を保ったまま仕上げるのがこの店のやり方だ。ローストビーフやミニステーキ、牛たん、牛ロースの焼きしゃぶ、河内鴨ロースといった肉料理が、創作料理として36品並ぶ。出し巻玉子や鶏から揚げのような一品料理も揃っているため、肉だけでなく和食の技術に裏打ちされた小皿を挟みながら飲み進められる。ドリンクは15種を用意し、肉料理に合わせて酒を選べる構成になっている。守口市金下町という住宅地の一角で、A5ランクの肉と低温調理を掲げる店は多くない。和食の下ごしらえの技術と、洋の低温調理の技術を一皿の中で組み合わせているところに、この店の肉料理らしさがある。カウンター越しに火入れの過程を見せられる規模だからこそ、一皿ごとの仕上がりに手をかけられる、という組み立てになっているようだ。丁寧な仕込みを前提にした一皿を、気張らずに楽しめる距離感が、この店の核になっている。