市場仕入れの旬の食材を、好みで仕立て直す手作りの肴
酒・肴・お田 マックス食堂の核になっているのは、市場から仕入れた旬の食材を使った手作りの肴だ。焼き魚、煮物、刺身といった定番料理を、客の好みに合わせて内容や味付けを変えられる融通の利かせ方をしていて、脂ののった魚を塩焼きで頼むか煮付けで頼むかを、その日の気分で選べる自由度がある。日替わりで仕入れが変わるため、同じメニュー名を頼んでも訪れるたびに中身が違うのもこの店らしいところで、季節の走りや旬の終わりを肴越しに感じられる。カウンター越しに調理の様子が見える距離感で、今日は何がいいかを店主に相談しながら決められるのも、この店の魅力のひとつだ。凝った盛り付けよりも、素材そのものの味を素直に出す料理が並ぶため、酒のつまみとしてはもちろん、食事目的で訪れても満足できる一皿になっている。決まったコースがあるわけではない分、その日の会話から注文が広がっていく楽しさもあり、常連ほどこの自由度を使いこなしている印象がある。