マチノワ · 2026年 春号
2026-09-11
FRUITS SNOW KUWANA

季節の果物を凍らせた無水かき氷。
フルーツスノウで見つける、フルーツの贅沢

桑名の中心部、寺町通り商店街を歩くと、その先に小さな看板が見えてくる。『フルーツスノウ』——それは、かき氷の常識を覆す一軒だ。夏の涼を求めて、冬の甘さを求めて、多くの人がこの店の前に立ち並ぶ。 店主がデザイナーでもあるこの店では、壁に手掛けたグラフィックアートが店の世界観を作り上げている。水もシロップも使わず、果汁やミルクを強冷凍して一気に凍らせた特製の氷。その上に、季節の新鮮なフルーツをたっぷりとトッピングする——それが、フルーツスノウの正体だ。 単なる「かき氷屋」ではなく、季節の果物をどう表現するかを問い続ける、小さくて真摯な一軒。桑名という街で、フルーツスノウがどんな役割を担っているのか。編集部が5つのポイントで紹介していく。

副題

かき氷・カフェ・桑名・季節限定のスイーツ体験

編集

マチノワ編集部

かき氷・カフェ・桑名・季節限定のスイーツ体験✦編集部厳選✦FRUITS SNOW KUWANA✦5 POINTS✦2026年 春号✦かき氷・カフェ・桑名・季節限定のスイーツ体験✦編集部厳選✦FRUITS SNOW KUWANA✦5 POINTS✦2026年 春号✦
NG-01みなとみらい、昼の海から…NG-02みなとみらい、雨でも濡れ…NG-03桜木町、夜の港を歩くデー…NG-04赤レンガ倉庫から始める、…NG-05大さん橋・山下公園・港の…NG-06馬車道から日本大通りへ、…NG-07関内・日本大通りを歩く。…NG-08山下公園から山手へ、海と…NG-09横浜中華街から港まで、食…NG-10元町から山手の坂を歩く。…NG-11横浜駅、雨の日は地下でつ…NG-12横浜駅、空いた時間を歩く…NG-13野毛、昭和の飲み屋街を歩…NG-14新横浜、新幹線待ちの数時…NG-15新横浜、ライブの前後を歩…NG-16鎌倉、小町通りから八幡宮…NG-17長谷・由比ヶ浜デート半日…NG-18江ノ島、夕陽を追いかける…NG-19鎌倉、雨の日を歩く。濡れ…NG-20川崎、雨でも傘がいらない…NG-21武蔵小杉、子連れで丸一日…NG-22たまプラーザからあざみ野…NG-23箱根湯本で過ごす温泉半日…NG-24小田原、城と海をつなぐ城…NG-25茅ヶ崎、海風をたどって歩…NG-26藤沢、江ノ電の起点をぶら…NG-27横須賀どぶ板通りから始め…NG-28三浦海岸から三崎港へ、海…NG-29港北ニュータウンで子ども…NG-30横浜、初デートの半日コー…NG-31浅草、雷門から川辺まで歩…NG-32上野公園、文化と自然を一…NG-33新宿、余った時間を歩く。…NG-34渋谷から表参道へ、半日デ…NG-36スカイツリー押上・向島 …NG-37銀座から丸の内へ、二人で…NG-38六本木・港区、夜景を上か…NG-39池袋、雨でも一日つぶせる…NG-40東京、雨だからこそ屋内文…NG-41東京、子連れで外さない屋…NG-42東京、初デートの半日コー…NG-43恵比寿・代官山、午後から…NG-44中目黒、目黒川を上流へ歩…NG-45吉祥寺を一日歩く。井の頭…NG-66裏原宿で外さない古着とス…NG-71銀座を歩く、無料の画廊と…NG-75渋谷の週末ブランチ半日コ…NG-76新宿御苑を歩く。緑の中で…NG-77六本木アートトライアング…NG-78丸の内、目利きが選ぶ建築…NG-79表参道、ブランチを歩く朝…NG-80中目黒、朝の目黒川を歩く…NG-81自由が丘、甘い路地を歩く…NG-88豊洲、市場の朝とアートの…NG-90八王子を歩く、玉ねぎラー…NG-102神奈川を週末で歩く。横浜…KS-01梅田から中之島へ、夜景を…KS-02嵐山、渡月橋から竹林を抜…KS-03神戸ハーバーランド、子連…KS-04祇園から清水寺へ、京都デ…CB-01名古屋・栄から大須へ、タ…KS-05難波から道頓堀へ、食い倒…KS-06新世界・通天閣 下町半日…KS-07天王寺・あべの、子どもと…KS-08大阪城公園を歩く。天守閣…KS-09天保山・海遊館 子連れ半…KS-10万博記念公園、子連れで過…KS-11伏見稲荷を歩く。千本鳥居…KS-12きぬかけの路、名刹をつな…KS-13河原町から先斗町へ、鴨川…KS-14宇治、茶の香りを歩く。平…KS-15北野異人館、坂を上って洋…KS-16三宮から南京町、食べて歩…KS-17有馬温泉、湯けむりの坂を…KS-18奈良公園、大仏と鹿のあい…KS-19猿沢池からならまちを歩く…CB-02名駅から則武へ、ものづく…CB-03熱田神宮から水辺へ、半日…CB-04名古屋港、海を見せに行く…CB-05熱海、海へ下る湯けむりの…KY-01天神で立ち寄りたい、地下…KY-02中洲・川端、夕暮れから屋…KY-03大濠公園で過ごす子連れ半…KY-04太宰府、参道から山あいの…KY-05鹿児島・天文館&桜島、火…HK-01札幌の中心を歩く朝さんぽ…HK-02すすきの、灯りを継いで歩…HK-03小樽運河から堺町通りへ、…CG-01広島・平和記念公園、慰霊…CG-02宮島、潮と原始林を歩く。…KT-01川越、蔵の町を歩くさんぽ…G8-01百舌鳥古墳群・大仙公園 …G8-02天神橋筋商店街で立ち寄り…G8-03住吉大社を歩く。反橋から…G8-04銀閣寺から哲学の道を歩く…G8-05二条城・京都御所 半日モ…G8-06姫路城 半日モデルコース…G8-07宝塚で立ち寄りたい花のみ…G8-08城崎温泉、外湯めぐりの夜…G8-09大津、琵琶湖の水辺をたど…G8-10近江八幡・八幡堀を歩く。…G8-11和歌山城・城下半日モデル…G8-12白浜、海の絶景をめぐる。…G8-13名古屋城・本丸御殿 半日…G8-14有松を歩く。絞りの町並み…G8-15三保松原から清水を歩く。…G8-16駿府城・静岡中心 半日モ…G8-17糸島、海とカフェの一日。…G8-18柳川を歩く。掘割の川下り…G8-19函館・元町と夜景 半日モ…G8-20旭川で子連れに立ち寄りた…G8-21尾道を歩く。坂と路地、千…G8-22伊香保温泉、石段街の坂を…G8-23秩父、自然と古社をめぐる…G8-24谷根千を歩く。谷中・根津…G9-01高尾山を歩く。薬王院から…G9-02柴又を歩く。帝釈天の参道…G9-03国営昭和記念公園で一日。…G9-04門前仲町・深川を歩く。八…G9-05箕面大滝へ。紅葉の渓谷を…G9-06四天王寺を歩く。日本仏法…G9-07鞍馬から貴船へ。叡電で抜…G9-08大原・三千院を歩く。苔の…G9-09西宮で立ち寄りたい。甲子…G9-10摩耶山・六甲の夜景。掬星…G9-11斑鳩・法隆寺 半日モデル…G9-12吉野山を歩く。蔵王堂と桜…G9-13犬山城・城下町 半日モデ…G9-14常滑やきもの散歩道を歩く…G9-15浜松・浜名湖で立ち寄りた…G9-16修善寺温泉。竹林の小径と…G9-17小倉城・城下 半日モデル…G9-18宗像大社を歩く。海の正倉…G9-19富良野・美瑛。花畑の丘と…G9-20登別温泉。地獄谷と湯けむ…G9-21鞆の浦を歩く。常夜燈と対…G9-22高野山 半日モデルコース…G9-23比叡山延暦寺を歩く。根本…G9-24富岡製糸場 半日モデルコ…G10-01東寺 半日モデルコース。…G10-02醍醐寺を歩く。五重塔と三…G10-03上賀茂・下鴨を歩く。糺の…G10-04談山神社を歩く。多武峰の…G10-06竹田城跡。天空の城と雲海…G10-07淡路島。明石海峡大橋と花…G10-08びわ湖テラス。山上から望…G10-09紀三井寺と和歌浦を歩く。…G10-10香嵐渓。待月橋ともみじの…G10-11岡崎城 半日モデルコース…G10-12富士宮を歩く。浅間大社の…G10-13大井川・寸又峡。SLと夢…G10-14洞爺湖。火山と湖の絶景め…G10-15知床。世界自然遺産の原生…G10-16霧島神宮を歩く。朱の社殿…SC-01名古屋と愛知県内の接待・…SC-02大阪府の接待・会食、個室…SC-03静岡県の接待・会食に、個…SC-04三重の宴会、座敷・個室・…SC-05名古屋・愛知で宴会・大人…SC-06静岡県の宴会・大人数、座…SC-07個室で食事する、名古屋と…SC-08大阪の個室で食事 個室の…SC-09個室で食事する静岡県の4…SC-10太田市のランチ3軒、蕎麦…SC-11広島のランチ、昼の終わる…SC-12京都のランチ、昼の営業が…SC-13伊勢市のランチ4軒、休み…SC-14長野県のランチ、昼に開く…SC-15名古屋のランチ、東区・中…SC-16大阪のランチ6軒、平日だ…SC-17埼玉のランチ、曜日と営業…SC-18静岡県のランチ6軒 三島…SC-19八王子市のランチ、昼の開…SC-20山口県のランチ、昼の閉ま…SC-21神戸・兵庫の深夜営業6軒…SC-22名古屋・愛知の深夜営業5…SC-23大阪の深夜営業6軒、閉店…SC-24東京の深夜営業、閉店0:…
POINT5

かき氷・カフェ・桑名・季節限定のスイーツ体験。

編集部が選んだ5つのポイントを順にご紹介します。桑名の中心部、寺町通り商店街を歩くと、その先に小さな看板が見えてくる。『フルーツスノウ』——それは、かき氷の常識を覆す一軒だ。夏の涼を求めて、冬の甘さを求めて、多くの人がこの店の前に立ち並ぶ。 店主がデザイナーでもあるこの店では、壁に手掛けたグラフィックアートが店の世界観を作り上げている。水もシロップも使わず、果汁やミルクを強冷凍して一気に凍らせた特製の氷。その上に、季節の新鮮なフルーツをたっぷりとトッピングする——それが、フルーツスノウの正体だ。 単なる「かき氷屋」ではなく、季節の果物をどう表現するかを問い続ける、小さくて真摯な一軒。桑名という街で、フルーツスノウがどんな役割を担っているのか。編集部が5つのポイントで紹介していく。

POINT01
かき氷・桑名 · 桑名市

水も使わない、フルーツの詰まった特製氷

フルーツスノウの最大の特徴は、従来のかき氷という概念を崩すところにある。通常のかき氷は水を冷やして削ったものだが、この店では違う。果汁やミルクを主体にしたドリンクを用意し、それを強冷凍で一気に凍らせる。その結果、シャーベットとミルク氷が融合した、口当たりの良い特製氷が生まれるのだ。 「ふわふわのかき氷、口当たりはものすごく軽い」——訪問者からの評価はそう。質量がありながら、食べ進めるたびに驚くほど軽い食感。バナナミルク、いちご、桃など、季節のフルーツを使ったかき氷は、濃厚な味わいながら1杯で十分な満足度を得られる。 この技法だからこそ、フルーツの本来の味わいが生きる。添加物ではなく、フルーツそのものの甘さと香りが、かき氷の主役になる。

料理フルーツかき氷・バナナミルク・いちご・桃・無水かき氷
用途夏場の涼み・季節のスイーツ・テイクアウト
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POINT02
立地・カジュアル利用 · 桑名市

桑名の寺町通り商店街で、街歩きの一部になる存在

フルーツスノウが立つのは『くわな寺町通り商店街』——歴史を感じさせるアーケード街だ。その商店街の中に、この店は溶け込むように存在している。決して広くはない、カウンターとテーブル席だけの小さな空間。だからこそ、訪れる人は気軽に立ち寄りやすく、街歩きの一部として自然と組み込まれていく。 先払い制で番号札を受け取り、出来上がりを待つ。その間、アーケード街の雑踏を眺めたり、隣接するお店を見回ったり。フルーツスノウとの関わり方は、訪問者の自由だ。テイクアウトで持ち去る人も多く、街の中で食べながら歩く光景も珍しくない。 店主がデザイナーであることは、壁のグラフィックアートからも明らかだ。その個性的な空間は、インスタ映えの対象ではなく、単純に「居心地の良さ」として機能している。これもまた、フルーツスノウが街に自然と溶け込む理由の一つ。

空間カウンター・テーブル席・アーケード内・先払い制
利用テイクアウト・気軽な立ち寄り・街歩きの寄り道
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POINT03
季節・営業形態 · 桑名市

年中かき氷、だけど季節で営業日が変わる不思議

フルーツスノウは、年中かき氷を食べられる稀有な存在だ。冬であろうと、常に店の冷ケースには新しいかき氷が並んでいる。それは、季節を問わず、フルーツの旬と向き合う姿勢の表れでもある。 ただし、営業日には工夫がある。夏場(7月海の日~8月31日)は毎日営業するが、冬場(12月~3月)は金土日祝日と「三八市」(3・8の日)のみとなる。これもまた、季節のリズムと地域のイベントに合わせた営業スタイルだ。 さらに、クロワッサンサンド(カスタード・餡子)は10月~5月の三八市と土日祝のみの提供。つまり、訪れるたびに、その季節で何が食べられるか、何が食べられないかが変わる。来店前に公式情報での確認が必須だが、その「変わり続ける」という特性こそが、フルーツスノウの個性を作り上げている。

営業夏は毎日営業、冬は限定営業、三八市に営業
メニュー季節で変動、クロワッサンサンドは限定提供
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POINT04
メニュー・顧客体験 · 桑名市

バナナミルク、いちご、桃——定番から季節限定まで

フルーツスノウのメニューは、シンプルながら奥深い。バナナミルク、いちご、桃など、訪れる季節で推奨メニューが変わる。口コミでは「バナナミルクかき氷」が圧倒的支持を得ており、次点で「いちご」「桃」となっている。 ただし、これはあくまで時点の情報。季節が進めば、旬のフルーツが主役に躍り出る。春なら苺、夏なら桃やメロン、秋なら葡萄など、フルーツスノウのメニュー構成は、四季の移ろいと同期している。 事前に公式SNSやお店に問い合わせれば、最新のメニュー情報が得られる。来店時に「これ、食べたい」と思うフルーツに出会える確率は、季節を読む力で変わる。それもまた、このお店との付き合い方の一つだ。

推奨メニューバナナミルク・いちご・桃・季節限定フルーツ
選び方季節と公式情報を参考に、その時期の旬を選ぶ
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POINT05
アクセス・利用ガイド · 桑名市

桑名駅からの歩き方、そして初回の楽しみ方

フルーツスノウは、桑名駅から北西方向、歩いて10分程度の距離にある。寺町通り商店街は、桑名の中心商業地区として古くから栄えた場所。駅から商店街へ向かう道すがら、他のお店も多く立ち並ぶため、単なる「かき氷を食べに行く移動」ではなく「街を歩く体験」として成立する。 初訪問ならば、事前に営業日を確認してから向かうこと。冬場の12~3月は営業日が限定されており、「来たのに閉まっていた」という事態を避ける必要がある。来店時は、まず推奨メニューを店員に聞くのが得策だ。その日の仕入れ、その季節の旬、フルーツの状態——そういった情報は、訪問者よりもお店が詳しい。 食べ方としては、テイクアウトで街を歩きながら食べるのも一つの選択肢。寺町通り商店街の入口にはベンチもあり、そこで腰を据えて味わうのも悪くない。ただし、複数人でシェアする場合は外のベンチでの食事となるため、その点は念頭に置きたい。 所要時間は、注文から受け取りまで5~10分。他の用事との組み合わせも計画しやすい。予約は受け付けていないため、「この日のこの時間」という指定はできない。

アクセス桑名駅から北西へ徒歩10分、寺町通り商店街内
営業確認特に12~3月は営業日限定のため事前確認必須、0594-88-5812
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編集部のひとこと
フルーツスノウは、かき氷を通じて季節と向き合う一軒だ。単に「涼しい」「甘い」だけではなく、「今この季節に、どんなフルーツが活躍しているのか」を問い続ける小さな店。桑名という街の、寺町通り商店街という場所で、そういう真摯な姿勢に出会える——それが、このお店の価値なのだと思う。
マチノワ編集部
編集後記末

最後に、歩き方。

この店を一日の中心に据えるなら、朝一番で立ち寄るのが無駄がない。営業開始の11時ちょうどなら、店も空いており、店員さんとの会話もゆっくり持てる。その後、寺町通り商店街で他の店を見回り、帰りにもう一度立ち寄る——そんな往復利用も可能だ。 デートなら、相手の好きなフルーツを事前に聞いておき、「その季節にその果物が出ていたら、一緒に来よう」という約束をするのが素敵だろう。季節のたびに「今月は桃が旬らしい」「来月は苺が出るみたい」という情報がお店からもたらされ、自然と「また来たい」という気持ちが生まれる。 一人で来るなら、落ち着いて季節のフルーツと向き合える時間を持ちたい。バナナミルク以外の、その季節限定のメニューに挑戦するのも良い。来店前に営業時間と営業日をお店に確認しておくと、移動のロスがなくなる(営業時間11:00~18:00、ただし12~3月は金土日祝と三八市のみ、0594-88-5812)。 予算感は一杯800~1200円程度。気軽に立ち寄れる価格帯でありながら、フルーツの贅沢を感じられる。シェアする際は、外のベンチでの食事となるため、その季節の天気や気温も考慮に入れておきたい。

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