ローマから続く、毎日のフォカッチャ
ローマ時代から作られ続けるフォカッチャは、シンプルながら奥深い食事パン。塩、水、小麦粉、酵母、オリーブオイルという最小限の素材から、毎日変わらぬ味を紡ぎ出す。イタリアの食卓で当たり前に並ぶこのパンが、なぜ今、尾道で立ち上がったのか——それは、この店が本物のものづくりを大切にしている証だ。FOCACCERIA PUFFERでは、イタリア産の小麦粉とオリーブオイルを基調に、季節の地元産果物・野菜を組み合わせたメニューを展開している。朝8時半のオープンから、多くの客が立ち寄る一番人気。冬の新玉ねぎ、春の山菜、夏の地元産トマト——季節ごとにラインアップが入れ替わり、毎回訪れるたびに新しい味わいに出会える。一枚300~400円という価格帯なので、朝食や間食としても気軽に楽しめる。ジャガイモ、マリナーラ(トマト・ニンニク)、イタリア産オリーブ、モッツァレラ——基本ラインアップも豊富で、通う人ごとに「推し」の一枚がある。毎朝焼き上がる本質的な一枚が、この街の日常を支えている。バリエーション豊かでありながら、フォカッチャという確かな軸がある。