とろ〜りやきそばとマリリンメンロー、麺のアレンジで魅せる本店の顔
ままんの軸になっているのは、富士宮やきそばの麺を土台にした創作メニューだ。看板格の一皿はマリリンメンローで、和風だしに朝霧高原のミルクを合わせ、自家製ベーコンと地元産の野菜、ゆで卵を重ねた一品になっている。富士宮やきそば特有のコシのある麺に、ミルクベースのだしという組み合わせは、定番の富士宮やきそばとは別の角度から麺の魅力を引き出す狙いだ。ほかにも、とろみのあるあんをまとわせたとろ〜りやきそば、イカスミを練り込んだ黒い麺が目を引くイカスミやきそば、目玉焼きをのせたシンプルな目玉やきそばと、麺の展開の幅は広い。価格は770円から880円台に収まっており、一皿で完結する軽さも扱いやすい。富士宮やきそばを一度食べたことがある人ほど、この店のアレンジ幅に驚きやすい。同じ麺でも味付けや具材の組み合わせを変えるだけでここまで表情が変わるのか、と食べ比べたくなる構成でもある。定番だけでなく、麺料理としての可能性を試したい日に選びたい一軒だ。