唐揚げグランプリ9年連続最高金賞を支える、手作りの仕込み
ひーちゃん食堂の看板は、唐揚げグランプリで9年連続最高金賞を受け続けているという実績を持つ唐揚げと、同じく看板格のチキン南蛮だ。唐揚げグランプリは日本唐揚協会が主催し、味や調理技術を審査するコンテストとして知られている。全国から同業の店が集まる場で、一度ではなく9年にわたって最高位を維持し続けるのは、味を安定させ続ける仕込みの積み重ねがあってこそだろう。店では、ミニうどんに使うつゆや料理に添える玉ねぎ、そして出汁までを店内で手作りしている。出汁にはソウダガツオと香川・伊吹島のいりこを使っており、既製の調味料に頼らず素材から積み上げる姿勢が、揚げ物単品の味だけでなく定食全体の満足度を支えている。唐揚げは店ごとに味の個性が分かれやすい料理だが、この店は衣の香ばしさと下味のバランスを、コンテストという第三者の評価にさらし続けることで磨いてきた。大津バイパス沿いの一軒だからと侮れない、実力を積み重ねてきた専門店だ。