純手打ちのそばを、温かいものからも冷たいものからも選べる
店の品書きの表紙に刻まれているのは、純手打ち・そば処という一文だ。手打ちをうたう店は各地にあるが、純手打ちという言い方をわざわざ選んでいる以上、そばを打つ工程がこの店の中心にあるということになる。品書きの構成もそれを裏づけていて、もり、ざるといった単品が最初に並び、そこから温かいそば、冷たいそばへと枝分かれしていく。おすすめとして案内されているセットメニューでも、そばは温かいものと冷たいものから選べる。夏に冷たいもりを手繰るのも、冬にかけを頼んで体を温めるのも、どちらもこの一軒で完結する。平均予算は500円から1500円ほどの幅で案内されており、そば一枚で軽く済ませる日と、丼や一品を足してしっかり食べる日を、同じ店で使い分けられる価格帯だ。そばだけで軽く済ませる20分と、セットでゆっくり座る時間、どちらも同じ店で選べる。